INIC coffee PlayList Advent Calendar 2025
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音楽が、コーヒーをもっとおいしくする。
自分だけのリラックスタイムが、心躍る24日間。
【12月24日】ついにクリスマスイブ!世界で初めて、ラジオからクリスマス音楽が流れた日(1906年)

メリークリスマス・イブ! ついにこのアドベントカレンダーも最終日です。
皆さんは今、どんな音楽を聴いてこの聖なる夜を過ごしていますか?家族や大切な人と食卓を囲むとき、部屋で一人リラックスするとき。ラジオやスピーカーから流れるクリスマスソングが、その瞬間を忘れられないものにしてくれますよね。
昨日は「ラジオスターの悲劇」をご紹介して、ラジオの昔と今をご紹介しましたが、実はラジオからクリスマスソングが流れること自体、100年以上前に起こった「奇跡」だったのです。
1906年のクリスマスイブである今日この日、カナダの技術者であるレジナルド・フェッセンデンが、世界で初めてのラジオの音声放送に成功しました。電波に乗せたのは、聖書の一節の朗読と自身のヴァイオリン演奏だったとされています。
当時はラジオ受信機を持っている家庭はほとんどないため、その放送を聴いたのは、通信機を持つ海上にいた船の通信士たちだけだったと言われています。しかし、モールス信号しか聞こえなかった機械から突如として流れてきた「音楽」と「人の声」は、彼らにとってまさにクリスマスの奇跡だったに違いありません。
この12月もきっとラジオではクリスマスソングが沢山流れたことでしょう。そして今日はもっとたくさんのクリスマスソングが流れているかと思います。そんな音楽たちに心躍らせたり、穏やかな気持ちになったりしながら、素敵なクリスマスイブを楽しんでください。
【今日のプレイリスト】聖夜の王道ソングス
12月1日から様々な「ひねり」を加えて曲をご紹介してきましたが、最終日イブの今日は直球の歌たちを! この夜に聴きたい、新旧の王道クリスマスソングをご紹介します。コーヒーを飲みながら楽しんでください。
山下達郎「クリスマス・イブ」 (1983年)
アドベントカレンダー初日のご紹介曲を覚えていますか?山下達郎さんの「クリスマス・イブ」にまつわる話題と、山下達郎さんが所属した「シュガー・ベイプ」の1曲をご紹介しました。その時、「39年連続シングルチャートトップ100入り」のギネス記録を更新中だとお伝えしましたが、なんとこのアドベントカレンダー期間中に再びTOP100入りして更新し、「40年連続」の大台に乗りました。間違いなく日本のクリスマスを象徴する1曲です。
クリスマス・イブの今日は改めて、この1曲でクリスマス気分を感じてください。
マライア・キャリー「All I Want for Christmas Is You」 (1994年)
もはや説明不要、現代のクリスマスアンセム!この曲のイントロが流れた瞬間、世界中がクリスマスムード一色になりますよね。「クリスマスに欲しいのはあなただけ」と歌う、最強のハッピーソングです。
back number「クリスマス・ソング」 (2015年)
発売から10年、YouTubeの再生回数は1.4億回を超え、日本の定番クリスマスソングに加わっているこの一曲。どこかクリスマスや恋愛を斜に構えてみているような”僕”が、クリスマスのムードに押されて自分の気持ちを見つめていく、少し不器用ですがまっすぐな“僕”の気持ちがよく伝わるとても素敵な歌詞です。カッコつけるだけじゃない等身大な想いが込められているからこそ多くの人の心に響いているのかもしれませんね!
マイケル・ブーブレ「It’s Beginning to Look a Lot Like Christmas」 (2011年)
2010年代の1曲!実は原曲は1951年にメレディス・ウィルソンが作曲しリリースされた古いスタンダード曲です。マイケル・ブーブレが2011年のアルバム「クリスマス」でこの曲をカバーすると、一気にクリスマスの定番曲に。現代の聖夜に欠かせない、ロマンチックな歌声です。
ケリー・クラークソン「Underneath the Tree」 (2013年)
90年代がマライアなら、2010年代はこの曲!2013年のリリースから、あっという間に現代のクリスマス定番曲となりました。ゴージャスなバンドのサウンドと、ケリーのパワフルで圧倒的な歌唱力が、クリスマスのワクワクする気持ちを高めてくれます。
「あなたこそがツリーの下にある最高のプレゼント」という、多幸感にあふれた一曲です。
【クリスマスイブの一杯】Roastery ハイロースト

たくさんのクリスマスソングとともに、今日は香り高いコーヒーでしっとりと楽しんでください。今日はクリスマスケーキを食べながら飲んでも美味しい「ロースタリー High Roast」で、聖夜を締めくくります。
希少なスペシャルティコーヒー(エチオピア、コロンビア)をブレンドし、その魅力を最大限に引き出す「中煎り(ハイロースト)」で仕上げた、本格的な一杯。カップから立ち上る豊かなアロマ、ビターな旨みと深みは、この時間にしか味わえない贅沢です。クセがなく飲みやすいので、甘いクリスマスケーキと合わせても相性抜群です。
今日は2本分お付けしています。パートナーと過ごす方はお二人で。おひとりで過ごす方も、これまでご紹介した映画や音楽を楽しみながら、2杯分じっくり楽しんでください。もちろん明日のクリスマス当日に楽しんでいただいてもいいですね。

■本日ご紹介したコーヒー
ロースタリー High Roast/3本入り
商品価格:788円(税込)
▼おすすめの飲み方
80℃~85℃のお湯150ml
24日間続いたこのアドベントカレンダーもついにこれでお終いとなってしまいました。
お付き合いいただき本当にありがとうございました。
みなさん楽しんでいただけましたでしょうか?
新しい音楽とコーヒーの発見はありましたか?
このアドベントカレンダーで、いつもよりもちょっと楽しいカフェ時間、いつもよりもちょっとワクワクできる24日間をお楽しみいただけていたとしたら、とてもうれしいです。
それではみなさん良いクリスマスをお過ごしください!
メリークリスマス
【12月23日】東京タワー竣工。音楽を届ける”楽器”が完成した日(1958年)

アドベントカレンダー23日目ですね!ついに明日はクリスマスイブです。今年は平日のクリスマスイブですが、もうご予定は決まっていますか?皆さん素敵なクリスマスをお過ごしくださいね。
ところでみなさんラジオを普段聞いていますか?夜に一人で車を運転している時や、部屋で勉強をしている時、ふとつけたラジオから流れてきた音楽に、心を鷲掴みにされた経験はありませんか?
流行りの音楽から懐かしのメロディまで、いろんな音楽を届けてくれるラジオは老若男女誰もが楽しめるメディアです。
1958年の今日、東京タワーが竣工しました。その最も重要な役割は、テレビやラジオの電波を東京中に送ること。
以来、長年あのタワーからさまざまなエンターテイメントが発信され続けてきました。東京タワーは、ただの東京のシンボルではなく、戦後日本の娯楽文化を支える巨大な「楽器」そのものです。
【今日の1曲】 ザ・バグルス「Video Killed the Radio Star (ラジオ・スターの悲劇)」 (1979年)
東京タワーは、まさにテレビ時代の幕開けを告げる象徴でした。それまでエンタメの中心だったラジオが、テレビに代わっていく時代でした。今はそのテレビがネット・SNSにとって変わりつつありますよね。そこで今日は、あえてこの曲を。「Video Killed the Radio Star(ラジオ・スターの悲劇)」です。
「テレビが、ラジオのスターを殺してしまった」。新しい時代の到来と、失われゆくものへの哀愁を歌った、80年代テクノポップの金字塔です。1981年に開局したアメリカのMTVで、記念すべき1曲目に流されたMVでもありますが、なんとも皮肉な1曲です。
しかし発売から40年以上が経過し、本当にテレビはラジオスターを衰退させてしまったのでしょうか。確かにラジオ放送局は縮小傾向ですが、今でもラジオは人々の生活に根付いています。ラジオで初めて知る曲も多いですよね。
Videoは、Radio Starを殺せなかった。ラジオが届けてくれる音楽体験は、今も私たちの身近なものであり続けています。
【今日の一杯】ナイトアロマ(デカフェ)

東京タワーの夜景を思い浮かべながら、ノスタルジックな「ラジオ・スターの悲劇」に耳を傾ける。そんな夜には、「ナイトアロマ」がぴったりです。
カフェインを99.85%除去したデカフェ(カフェインレス)コーヒーで、「夜にコーヒーを飲みたいけれど、眠れなくなるのは…」という時に最適です。デカフェとは思えない、深煎りのしっかりとしたコクとビターな味わいが、疲れた心をそっと癒してくれます。もちろんご妊娠中の方や授乳中の女性にもおすすめです。
今日はカフェインを気にせず、深夜ラジオを聴くように、じっくりと音楽の世界に浸ってみませんか?

■本日ご紹介したコーヒー
ナイトアロマ 3本入
商品価格:659円(税込)
▼おすすめの飲み方
ホット:80~85℃のお湯を150ml注ぐ
【12月22日】YMOが「散開」した、歴史的な一日(1983年)

12月9日に「テクノミュージック」についてご紹介したのを覚えていらっしゃいますか?シンセサイザーなどの電子音を、芸術の域にまで高め、世界を熱狂させた日本のバンドがいます。YMO(イエロー・マジック・オーケストラ)です。活躍したのは1980年代と、実に今から40年以上も前になりますが、彼らの鳴らした未来のサウンドは、今聴いても全く色褪せないどころか、新しささえ感じさせますよね。
1983年の今日、そのYMOが日本武道館で「散開」ライブを行いました。
「解散」ではなく、一度その活動を終えるという意味の「散開」。この公演は、日本の音楽シーンを世界レベルに引き上げた彼らの一つの時代の終わりを告げる、歴史的なイベントでした。革新的な音楽は、後の音楽シーンに多大な影響を与え続けています。
【今日の1曲】 坂本龍一「Merry Christmas Mr. Lawrence」 (1983年)
YMOの「散開」の日、かつクリスマスが近づく今日。お届けするのはYMOのメンバーでもある坂本龍一さんが手がけた、この曲以外にありえません。大島渚監督の映画『戦場のメリークリスマス』のテーマ曲です。
第二次世界大戦中の日本軍の捕虜収容所を舞台とし、坂本龍一さんのほかビートたけしさんも出演しています。捕虜と日本の軍人たちの葛藤や不思議な友情、そして時代がももたらす運命などを描き、戦闘シーンが一切登場しないのですが、戦争の悲しさや不条理さが描かれています。
坂本さんが作曲したこの曲は、英国のアカデミー賞作曲賞を受賞しています。英題は「Merry Christmas, Mr. Lawrence」。映画を見るとタイトルの意味が違って映るのでぜひ見たことがない人はご覧になってください。
【今日の一杯】INIC coffee シーズンブレンドウィンター

「戦場のメリークリスマス」を聴きながら感じる、冬の夜ならではの凛とした空気。そんな静かな雰囲気に浸るなら、この季節だけの特別な一杯を。
今日は「シーズンブレンドウィンター」がおすすめ。
冬のコーヒータイムのために特別に作られた、冬に飲むとおいしいブレンドコーヒーです。深煎りのタンザニアとグァテマラ豆をベースにした、しっかりとした深い苦みが楽しめる一杯。冷えた体を芯から温めてくれるような、濃厚でリッチな味わいです。
坂本龍一さんの緻密な音の世界に耳を傾けながら、この冬限定のコーヒーで、一年のなかでもとくに静かで美しい夜をお過ごしください。

■本日ご紹介したコーヒー
シーズンブレンド ウィンター 3本入
商品価格:637円(税込)
▼おすすめの飲み方
ホット:80~85℃のお湯を150ml注ぐ
【12月21日】二人の距離が近づく日。「遠距離恋愛の日」

クリスマス前最後の日曜日ですね。そんな夜は皆さんいかがお過ごしですか?
キリスト教の信仰心の強い国々では、クリスマスは家族とともに神への感謝を捧げて平和と愛を分かち合う、信仰における重要な一日です。自宅で家族と静かにお祝いをするような雰囲気なんですね。
日本ではどちらかといえば、家族よりも恋人たちと過ごすための日というようなイメージがありますよね。諸説ありますが、日本における「恋人たちのクリスマス」というイメージは比較的新しく、80~90年代の消費文化やクリスマスに流行したラブソングの影響とも言われています。
本来のキリスト教徒の過ごし方とは異なるのかもしれませんが、何かと慌ただしい12月において恋人同士で過ごす口実となる日本のクリスマスも素敵な1日になりますよね。
中には離れて過ごして普段なかなか会えないカップルもいるのではないでしょうか。今日はそんな人たちのための「遠距離恋愛の日」です。
12月21日。この数字の並び「1221」が、記念日の由来です。 両端の「1」が、離れて過ごす恋人一人一人を。そして、中央の「22」が、二人が近づき、寄り添う姿を象徴しているんだとか。(わかるようで少しわかりにくいですが…)
クリスマス前に、お互いの愛を確かめ合う日とされています。
【今日の1曲】 DREAMS COME TRUE「大阪LOVER」 (2007年)
今日の1曲は「遠距離恋愛」の歌で。DREAMS COME TRUE、通称ドリカムの「大阪LOVER」です。
遠距離恋愛の「あるある」がすべて詰まった、至極のラブソングですよね。
歌詞の中の主人公の思い通りいかない苛立ちと、彼へのまっすぐな思いが伝わります。遠距離恋愛をしたことがない人も、「二人にはうまくいってほしい」と願いたくなる素敵な歌詞です。「覚悟はもうしてるって 大阪のおばちゃんと呼ばれたいんよ」という歌詞はコミカルなんですが、その気持ちが痛いほどに伝わります。
クリスマスソングではありませんが、久しぶりに会う遠距離恋愛中の方々に届けたい1曲です。
【今日の一杯】沖縄限定 黒糖コーヒー

そんな今日は普段オンラインストアでは販売していない特別な「沖縄黒糖珈琲」を!
「大阪じゃなくて沖縄?」と思うかもしれませんが、ドリカムと沖縄は遠からぬ関係があります。
リーダーの中村さんは沖縄に滞在型のレコーディングスタジオを保有していました。現在はその広大な施設をリゾートホテル「GLAMDAY VILLA OKINAWA 中村邸」として開放しており、宿泊ができるようになっています。1日1組限定という希少価値の高いホテルで
また今年は結成35周年を迎え、沖縄の「35COFFEE(サンゴコーヒー)」ともコラボしています。
INICの沖縄黒糖珈琲は、沖縄県内のお店でしか入手できない、地域限定のコーヒーです。コーヒーのビターな味わいと、沖縄の太陽をたっぷり浴びて育ったサトウキビから作られた黒糖が合わさりあい、ミネラル豊富で優しい甘さが楽しめます。12月の少し疲れた身体に染み渡る一杯です。
「大阪LOVER」を聴きながら、この黒糖コーヒーの深い甘さで心をそっと解きほぐす。遠く離れた大切な人を思い浮かべながら、甘くて温かいコーヒータイムはいかがでしょうか。

■本日ご紹介したコーヒー
沖縄黒糖珈琲
オンラインショップ販売なし
▼おすすめの飲み方
ホット:80~85℃のお湯を150ml注ぐ
【12月20日】映画史に残るマフィア映画『ゴッドファーザー』シリーズ完結(1990年)

(画像引用:ゴッドファーザー 50周年記念|Paramount Pictures)
1990年の今日アメリカで公開された『ゴッドファーザー パートⅢ』をもってして、ゴッドファーザーシリーズが完結しました。カタギだった一人の青年・マイケルがマフィアのドンである父親の意思を継ぎ、ファミリーを拡大させながらも、権力者としての孤独や栄枯必衰に苛まれていく作品群です。
フランシス・フォード・コッポラ監督は、この『ゴッドファーザー』シリーズと『地獄の黙示録』という、映画史の頂点に立つ超大作を生み出した巨匠です。徹底した細部へのこだわりと、妥協しない映画作りが、世界の映画ファンから熱烈な支持を受けています。
しかし、彼が80年代に撮った、ある青春映画も忘れられません。
当時の若手スター(マット・ディロン、トム・クルーズなど)を集めて撮った青春映画『アウトサイダー』(1983年)です。若者たちの孤独や友情、そしてビターな現実を描いたこの作品は、1983年映画雑誌の読者投票で1位に選ばれるほどの人気を博しました。
その映画の主題歌が、スティーヴィー・ワンダーが歌うこの「Stay Gold」です。
【今日の1曲】 スティーヴィー・ワンダー「Stay Gold」 (1983年)
スティービー・ワンダーはもはや説明不要のアメリカのシンガーソングライターですよね。早産の影響で生まれてすぐにに視力を失いましたが、幼いころから音楽の才能を発揮。才能を見出したモータウンと11歳の若さで契約します。その後13歳でリリースした「Fingertips」が全米No1のヒットを記録しました。これはソロシンガーとしての史上最年少記録となっています。
その後も最前線で活躍し続け、この「Stay Gold」は彼が33歳でリリースした楽曲です。
若者と呼ばれる世代を終え熟練味が増した彼が歌う「Stay Gold(輝き続けろ)」というメッセージは、当時多くの若者の心に響きました。
時代を問わず、若者の心を打つ楽曲として、今日まで歌い継がれています。
【今日の一杯】エスプレッソ ヨーロピアンアロマ

映画『アウトサイダー』が描く、若者たちの少し苦い現実と「Stay Gold」のメッセージ。そんな大人のビターな楽曲には、「エスプレッソ ヨーロピアンアロマ」がおすすめです。
本場イタリアン・エスプレッソの味を追求したこの一杯は、エスプレッソならではの濃厚な苦味と深いコクが特徴。「ビターな大人の味わい」の中に、高級チョコレートのような芳醇な香りも感じられます。
おすすめは、ティースプーン一杯の砂糖を沈めて飲む「イタリアン・スタイル」です。かき混ぜずに飲み干した後、カップのそ底に残った砂糖を食べてみて下さい。甘い砂糖が濃厚なエスプレッソを吸って、ほろ苦いキャラメルスイーツを楽しむかのようです。
スティーヴィー・ワンダーが歌う「Stay Gold」の美しいメロディーを聴きながら、ビターなエスプレッソの深いコクを味わう。少し大人になったからこそ若い日の尊さが胸に染みる、そんなコーヒータイムはいかがでしょうか。

■本日ご紹介したコーヒー
エスプレッソ ヨーロピアンアロマ 4本入
商品価格:648円(税込)
▼おすすめの飲み方
ホット:95℃のお湯30mlを注ぐ
【12月19日】アース・ウィンド・アンド・ファイアー(EW&F)創設者、モーリス・ホワイトの誕生日(1941年)

街中やテレビで流れると、世代を超えて誰もが「あの曲だ!」と反応してしまう、ダンスミュージックがありますよね。
「September(セプテンバー)」に代表される、宇宙的でゴージャスなファンク・ミュージック。聴くだけで気分が上がり、思わず踊りだしたくなる、そんな魔法のような音楽を生み出したバンドが「アース・ウィンド・アンド・ファイアー(EW&F)」です。
1941年の今日、そのEW&Fの創設者でありリーダー、モーリス・ホワイトが誕生しました。彼の音楽は、今も世界中のダンスフロアを揺らし続けています。
【今日の1曲】 アース・ウィンド・アンド・ファイアー「Got to Get You into My Life」 (1978年)
モーリス・ホワイトは「September」など多くのオリジナル名曲を生み出しましたが、実はカバーのセンスも天才的だったのをご存知ですか?
そこで今日は、彼らがカバーしたビートルズの「Got to Get You into My Life」はいかがでしょう?
ポール・マッカートニーが書いた軽快なロックナンバーを、モーリス・ホワイトがどう解釈したのか…。ぜひ原曲と聴き比べてみてください。
カバー楽曲は難しいもので、原曲を崩しすぎるとファンからは敬遠され、かといって自分たちの色が出せないとカバーする意味がなくなってしまいます。そのためには絶妙な線引きが必要になるはずですが、EW&Fのこのカバーは原曲へのリスペクトを払いながらも、EW&Fにしか出せない味わいが見事に表現されています。
カバー曲のお手本とも言うべき魅力が詰まっています。
【今日の一杯】スムースアロマ

天才モーリス・ホワイトが見せた、見事なアレンジ。そんなアレンジの妙技にちなんで、今日はINIC coffeeの定番ブレンド「スムースアロマ」を。
「スムースアロマ」は、コーヒーの酸味、コク、苦味のバランスに徹底的にこだわった、INICの一番人気の味わいです。150mlのお湯で溶かすのが飲み方ですが、このバランスに優れた一杯だからこそ、アレンジの可能性は無限大です!
ラテにしても、アイスで飲んでも、スパイスや調味料(シナモンやハチミツなど)を加えても、さらにはアイスクリームにそのまま振りかけても美味しい!
モーリスのアレンジマジックを感じながら、今日はあなただけの「オリジナルアレンジ」で、コーヒーの新しい魅力を発見してみませんか?

■本日ご紹介したコーヒー
スムースアロマ 3本入
商品価格:475円(税込)
▼おすすめの飲み方
ベーシック:80~85℃のお湯150mlを注ぐ
エスプレッソ風:80~85℃のお湯50mlを注ぐ
ホットラテ:温めた牛乳(80~85℃)を150ml注ぐ
アフォガード風:カップアイスにパウダーのまま振りかける
【12月18日】日本の「玄関口」が誕生。「東京駅完成記念日」(1914年)

歌の中で、電車の「駅」はよくテーマになります。
竹内まりあさんの「駅」やスキマスイッチさんの「奏(かなで)」、aikoさんの「三国駅」など、新旧問わず様々なアーティストが題材にしていますよね。
駅は別れもあれば再会の喜びもあり、新しい旅立ちの場所でもあります。人生の転換点となりやすく、聴く人も自身の経験を重ねて共感しやすいのが、名曲が次々生まれる理由なのかもしれません。
今日はそんな駅に関する記念日を紹介します。
1914年(大正3年)の今日、東京の玄関口「東京駅」の完成記念式典が行われました。
建築家・辰野金吾が設計した壮麗な赤レンガ造りの丸の内駅舎は、日本の近代化を象徴する歴史的な建造物です。2024年度発行の新一万円札から、裏面の絵に東京駅が描かれるようになったのは記憶に新しいですね。日本の東西を結ぶ玄関口として開業した東京駅は、その日から今日に至るまで、日本の経済と文化の中心であり続けています。
【今日の1曲】 ピチカート・ファイヴ「東京は夜の七時」 (1993年)
今日はそんな「東京」を象徴する歌を聴きながらリラックスタイムを楽しんでください。
日本の近代化のシンボルが「東京駅」なら、90年代の日本のポップカルチャーのシンボルといえば「渋谷系」ではないでしょうか。
「渋谷系」とは、特定の音楽ジャンルというよりも、ひとつのカルチャーでした。ロックやポップス、ソウルなど多様なジャンルが混ざり合い、東京・渋谷の街を発信源として生まれたムーヴメントです。フリッパーズ・ギターや小沢健二さん、ORIGINAL LOVEなどが代表格ですが、忘れてはいけないのが、ピチカート・ファイブです。
都会的な夜の情景が浮かぶ「東京は夜の七時」をご紹介します!
ボーカル・野宮真貴さんのウィスパーボイスと、グルーヴィーなサウンド。女性の目線から何度も「今すぐあなたに会いたい」と歌うこの曲は、90年代の「東京」のきらきらとした空気感を感じられるような楽曲です。さまざまなアーティストにカバーもされていて、今聴いても全く色褪せない「待ち合わせソング」ですよね。
余談ですが、同じく渋谷系として活躍するORIGINAL LOVEの田島貴男さんが、かつてピチカート・ファイヴのボーカルを務めていたことをご存じですか?
野宮真貴さんは実は3代目のボーカル。それまでは田島さんがORIGINAL LOVEと兼務する形でピチカート・ファイヴのボーカルを務めていました。その後、ORIGINAL LOVEに専任する形で脱退しますが、どちらもその後のお日本音楽界をけん引する存在となったことに「渋谷系」のアーティストたちの才能のすごさを感じさせられますよね。
【今日の一杯】モーニングアロマ バリスタメイド

「東京は夜の七時」が持つ、あの都会的な雰囲気に合わせるなら、コーヒーも少し「都会のカフェ」の気分を味わえるものをいかがでしょうか。
今日はカフェオレ専用「モーニングアロマ バリスタメイド」がぴったりです。
その名の通り、「カフェのバリスタがいれたカフェオレ」をイメージした一杯です。きび糖由来の自然な甘みをつけたカフェオレで、疲れた体に甘みがじんわりと染み入るカフェオレです。
名前は「モーニングアロマ」ですが、あえて「夜の七時」を聴きながら夜に。今日はこの一杯で、あなたもピチカート・ファイヴの描く「東京」の住人になってみませんか?

■本日ご紹介したコーヒー
モーニングアロマ バリスタメイド 3本入
商品価格:648円(税込)
▼おすすめの飲み方
ホットラテ:温めた牛乳(80~85℃)を150ml注ぐ
【記載内容の訂正とお詫び】
本記事の公開当初、ご紹介していたコーヒーの種類に誤りがございました。正しくは、現在記事に掲載されている「モーニングアロマ バリスタメイド」となります。度重なる誤りがあり大変申し訳ありません。修正前にご覧いただいた皆様には、ご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。
【12月17日】映画『ギルバート・グレイプ』が限定公開された日(1993年)

アドベントカレンダー17日目です。クリスマスまであと1週間ですね!
このアドベントカレンダーも残りわずかですが、最後まで楽しんでくださいね!
今日は映画に関する話題から。1993年の今日、俳優レオナルド・ディカプリオが世界的に注目されるようになった映画「ギルバート・グレイプ」が公開されました。
ピーター・ヘッジズの同名小説を映画化した本作。主演は当時30歳のジョニー・デップが務め、その弟役を当時19歳のディカプリオが演じました。
とくにディカプリオは知的障害を持つ弟という非常に難しい役どころをあどけなくも見事なリアリティで演じ切り、アカデミー賞助演男優賞にノミネートされました。後に、映画「タイタニック」で世界的スターとなる彼の、若き日の天才的な演技力に圧倒される作品です。
物語は、アメリカの田舎町が舞台。夫の死から立ち直れず過食症になった母、知的障害を持つ弟、2人の姉妹。家族の世話を一心に背負い、町から出られない青年ギルバートが、旅の途中で立ち寄った奔放な女性と出会い、自分の人生を見つめ直していく物語です。
自分の枷となっていた「家族」でも、断ち切れない愛でつながっているもの。そして旅立ちを描いた本作。見終えたときには、主人公の幸せを願わずにはいられない、優しさに満ちた映画です。忙しい年末だからこそ、ぜひ一度立ち止まって観ていただきたい名作です。
【今日の1曲】 槇原敬之「遠く遠く」 (1992年)
映画『ギルバート・グレイプ』の大きなテーマは「旅立ち」。主人公が、自分を縛り付けていた小さな町から、新しい一歩を踏み出そうとする心の動きが描かれています。
そこで今日は、日本の「旅立ち」の応援歌として、世代を超えて愛されるこの曲、槇原敬之さんの「遠く遠く」をご紹介します。
故郷を離れ、都会で夢を追う主人公が、遠くにいる友人を思う歌詞。映画の主人公ギルバートがもし故郷を離れたら、きっとこんな風に家族や町を思い出すのかもしれない…。そんな想像をしてしまう、心にじんわりとしみる名曲です。
この曲を聴きながら、離れて過ごす家族や友人に、久しぶりに連絡をしてみてもいいかもしれませんね。
【今日の一杯】Season CRFTED BLEND winter フランボワーズラテ

家族という愛と重荷、町への愛着と閉塞感。「ギルバート・グレイプ」は、そんな切なさと優しさが入り混じった感情を描いています。
そんな映画と曲に寄り添う、季節限定の一杯を。今日は「SEASON CRAFTED BLEND」から「フランボワーズラテ」でひと息の時間をお楽しみください。
14日にもご紹介した「Season CRAFTED BLEND」シリーズは、その季節にぴったりな味わいをお届けするブランド。「フランボワーズショコララテ」は冬をイメージした、牛乳で溶かすラテ専用コーヒーです。
甘酸っぱいフランボワーズの香りと、深く濃厚なショコラのコクが合わさり、まるでケーキを味わうような、贅沢さを感じられます。
フランボワーズの酸味とラテの甘みが、映画の切なさや温かさを思い出させます。槇原敬之さんの「遠く遠く」を聴きながら、この甘酸っぱいラテで心を温めてくださいね。

■本日ご紹介したコーヒー
SEASON CRAFTED BLEND フランボワーズショコララテ 2本入
商品価格:594円(税込)
▼おすすめの飲み方
ホットラテ:温めた牛乳(80~85℃)を120ml注ぐ
【12/16】ジミ・ヘンドリックスが、世界に「狼煙」を上げた日(1966年)

1966年の今日、「歴史上最も偉大なギタリスト」とも呼ばれるジミ・ヘンドリックスのバンド、「ザ・ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンス」のデビューシングル「Hey Joe」がイギリスでリリースされました。
当時まだ無名だったアメリカ人ギタリストがロンドンでリリースしたこの一枚は、その後のロックギターの歴史を根底から変える合図となりました。
ジミといえば「歯でギターを弾く」「演奏中にギターを燃やす」など、型破りなパフォーマンスが注目されがちですが、彼が歴史を変えた最大の理由は、何といってもその圧倒的な「演奏力」にあります。
通常、ジャカジャカとコードを弾く「リズムギター」と、ピロピロとメロディを奏でる「リードギター」は別の役割ですが、ジミはその両方をたった一人でやってのけます。大きな手でコードを押さえながら、余った小指などでメロディを奏でます。ジミ・ヘンドリックスを見出したアニマルズのベーシストだったチャス・チャンドラーは「3人くらいのギタリストが演奏していると思ったら、ジミ1人だけだった」と驚いた当時を振り返ったそうです。
ジミヘンはデビューからわずか4年、27歳という若さでこの世を去りましたが、彼の斬新な音色と常識外れの演奏技術は、現代に至るまで全てのロックギタリストの指標となり続けています。
【今日の1曲】 アイズレー・ブラザーズ「Testify (Pts. 1 & 2)」 (1964年)
そんなジミが「Jimi Hendrix」としてロンドンで衝撃のデビューを飾る直前、彼はまだ無名のギタリストとして、アメリカでR&Bバンドのバック(サイドマン)を務めていました。
そこで今日は、彼が1964年にその才能の片鱗を見せていた、アイズレー・ブラザーズの「Testify」はいかがでしょう?
アイズレー・ブラザーズは、実の兄弟や親族で構成するバンドで、1950年代から今に至るまで長きにわたって活動を続けるR&B界のレジェンドです。ジミは1960年代半ばにアイズレー・ブラザーズのツアー・メンバーとして共演し、ツアーのないときはアイズレー家に居候するなど深い関係があったそうです。
60年代R&Bの熱いグルーヴの中で、革命前夜のジミのギターの音が聴こえてきます。このR&Bの土壌があったからこそ、彼はロックを革新できたのかもしれませんね。
【今日の一杯】Motte Coffee タキビブレンド
そんなギタリストの常識を覆す変革前夜のジミの熱量を感じながら、コーヒーもガツンと気合が入る一杯を飲んでみませんか。
今日は深煎りの「Motte Coffee タキビブレンド」で。
Motte Coffeeはアウトドアで飲むとおいしいコーヒーとしてブレンドしたシリーズで、中でもタキビブレンドはたき火を囲みながら深い苦みを楽しんでほしいコーヒーです。苦みがありながら、後味はすっきりとしていて、毎日飲んでも飽きの来ない味わいです。
ジミ・ヘンドリックスがギターの世界にあげたのろしを感じながら、深煎りの苦みのあるコーヒーでそのテクニカルなプレイを楽しんでください。

■本日ご紹介したコーヒー
Motte Coffee タキビブレンド 3本入
商品価格:594円(税込)
▼おすすめの飲み方
ホット:80~85℃のお湯150mlを注ぐ
【記載内容の訂正とお詫び】
本記事の公開当初、ご紹介していたコーヒーの種類に誤りがございました。正しくは、現在記事に掲載されている「タキビブレンド」となります。修正前にご覧いただいた皆様には、ご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。
【12月15日】Dr. ドレーが、ヒップホップの「音」を塗り替えた日(1992年)
皆さんは「ヒップホップ」と聞くと、どんな音を想像しますか? 攻撃的なラップ、サンプリング、ブレイクダンス…。
80年代末から90年代にかけて、ヒップホップの「音」そのものをガラリと変えてしまった男がいます。 それが、Dr. ドレーです。
1992年の今日、ヒップホップの歴史における最重要人物の一人、Dr. ドレーが、初のソロアルバム『ザ・クロニック』(The Chronic)をリリースしました。
このアルバムで、それまでの攻撃的なラップのバックトラックとは一線を画す、「Gファンク」というスタイルを確立しました。Gファンクとは、70年代のファンクをサンプリングしつつ、ゆったりと波打つようなグルーヴ、太いベースライン、そして特徴的なシンセサイザーの音色が特徴です。
この「重くて、メロウ」なサウンドは、瞬く間に世界を席巻し、ヒップホップの覇権をニューヨーク(東海岸)から、ロサンゼルス(西海岸)へと引き寄せました。まさに、ヒップホップの「音」そのものが塗り替えられた、伝説の一日です。
【今日の1曲】Snoop Doggy Dogg「Doggy Dogg Christmas」 (1996年)
さて、その『ザ・クロニック』で大抜擢され、ドレーの相棒として瞬く間にスターダムにのし上がったのが、スヌープ・ドギー・ドッグ(現在のスヌープ・ドッグ)です。
彼らのレーベル「デス・ロウ」が全盛期に発表したクリスマス・コンピレーションアルバムから、スヌープが歌う「Doggy Dogg Christmas」をご紹介します。
スヌープらしい、あの独特の「メロウ」なフロウはそのままに、クリスマスの定番曲「サンタが街にやってくる」のメロディを引用しながら、Gファンク流のクリスマスをゆったりと歌い上げます。
ヒップホップというと攻撃的で、世の中や社会への不満を歌にするようなイメージを持っている方も多いと思いますが、この曲はヒップホップのクリスマスソングの中でも、ひときわ”脱力系”です。いつもとは違うクリスマスソングをお楽しみください。
【今日の一杯】Motte coffee ヤッホーブレンド

Gファンクというと「重い」ビートが特徴ですが、この曲の主役はスヌープの「ゆるさ」と、西海岸の「陽気な」空気感です。そんなリラックスしたムードには、重たい深煎りよりも、軽やかな「Motte coffee ヤッホーブレンド」の軽やかさがぴったり!
その名の通り、思わず山頂で「ヤッホー!」と叫びたくなるようなさわやかな浅煎りブレンドです。フルーティーな酸味とスッキリとした飲み口が、スヌープのメロウなラップと西海岸の太陽に完璧にマッチします。
ゆるいクリスマスソングを聴きながら、このアクティブなコーヒーで、最高に「チル」な時間をお過ごしください。

■本日ご紹介したコーヒー
Motte Coffee ヤッホーブレンド 3本入
商品価格:594円(税込)
▼おすすめの飲み方
ホット:80~85℃のお湯150mlを注ぐ
【12月14日】ジェーン・バーキン(Jane Birkin)の誕生日(1946年)

(画像引用:UNIVERSAL MUSIC JAPAN)
昨日は現代の歌姫の誕生日でしたが、時代を超えて愛される永遠のファッション・アイコン、ジェーン・バーキンの誕生日です。
艶やかな魅力で世界を虜にした歌手であり、女優でもあり、歌手でもあります。
彼女は、あのエルメスのバッグ「バーキン」の名前の由来となったことでも知られています。
飛行機でたまたまエルメスの社長、ジャン=ルイ・デュマと隣り合わせた際、ジェーンのバッグの中身が床に散らばってしまったそう。それを拾い集めながら、デュマが「ポケット付きのバッグ」を提案し、その場でスケッチしたものが商品化されたのです。その偶然の出会いが、何十年も世界中の女性が憧れるバッグを生んだのだから、運命とは不思議なものですね。
【今日の1曲】 ジェーン・バーキン「Harvest Moon」 (2006年)
さて、「フレンチポップの妖精」のような彼女は、シンガーとしても有名。語りかけるような「ウィスパー・ボイス」が最大の魅力です。
そんなジェーン・バーキンがあの「ロック界のゴッドファーザー」をカバーしていたことをご存知ですか?今日の1曲は、2006年のアルバム『Fictions』から、ニール・ヤングの「Harvest Moon」のカバーをご紹介します。
「Harvest Moon(収穫期の月)」というタイトルの通り、原曲は秋の夜長にしっとりと聴きたい名曲です。しかし、この曲がジェーン・バーキンのささやくような声で歌われると、 ニール・ヤングの持つワイルドさが消え、都会の冬空の下で吐く息が白くなるような、凛とした冬の空気をまとったような曲に聴こえてきます。
ジェーン・バーキンは親日家としても知られ、2011年の東日本大震災の直後には、誰よりも早く来日してチャリティコンサートを行い、その後も世界中で日本の支援を呼びかけ続けてくれました。2023年に惜しまれつつこの世を去りましたが、彼女の温かい心はこの先もずっと記憶に残り続けることと思います。
【今日の一杯】マロンキャラメルラテ

ニール・ヤングが歌った「秋」の収穫祭(Harvest)。そして、ジェーン・バーキンが歌うことでまとった、切ない「冬」の空気。ジェーン・バーキンの歌声にぴったりの、秋限定「SEASON CRAFTED BLEND マロンキャラメルラテ」はいかがでしょうか。
「SEASON CRAFTED BLEND」は、季節ごとに旬な味わいをお届けするブランドです。なかでもマロンキャラメルラテは秋をイメージした、牛乳で溶かすラテ専用コーヒー。
濃厚なマロンの風味とほろ苦いキャラメルが溶け合った、飲むスイーツのような贅沢なラテです。今日は、ファッションアイコンが紡いだ意外なカバー曲を聴きながら、この甘いラテで、ロマンチックなひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。

■本日ご紹介したコーヒー
マロンキャラメルラテ 2本入
商品価格:594円(税込)
▼おすすめの飲み方
ラテ:85℃の牛乳を150ml注ぐ
【12月13日】現代の歌姫テイラー・スウィフト(Taylor Swift)の誕生日(1989年)

12月13日は、現代において最も影響力のある世界的ポップスターの一人、テイラー・スウィフトの誕生日です。グラミー賞は14回、ノミネートだけでも58回と、その回数だけでも圧倒的です。
日本でも「We Are Never Ever Getting Back Together」がフジテレビの「テラスハウス」のテーマソングに採用され、社会現象的な大ヒットとなりました。
テイラーは今日で36歳になったばかり。グラミー賞の最優秀アルバム賞を、当時の最年少記録となる20歳で受賞して以来、長きにわたって世界のポップミュージックをけん引し続けています。
彼女の最大の魅力のひとつは、自身に起きた出来事や感情を、赤裸々に物語にするソングライティングです。そのリアルな歌詞に様々なメッセージが込められているからこそ、世界のリスナーの共感を呼ぶのですね。
そんな「個人の感情を深く掘り下げる」スタイルにおいて、テイラーが強く影響を受け、尊敬していると公言していたのが、シンガーソングライターのジョニ・ミッチェルです。
【今日の1曲】 ジョニ・ミッチェル「River」 (1971年)
個人の感情を詩的に、そして赤裸々に歌い上げるスタイルの最高峰とも言えるのが、ジョニ・ミッチェルのこの名曲「River」です。
「ジングルベル」のメロディを引用したピアノのイントロと、伸びのある澄んだ歌声。クリスマスソングとしても有名ですが、実はハッピーな歌ではありません。
クリスマスムードに沸く街で、失恋の痛みを抱えた主人公が「(凍った)川があればスケートで遠くまで行けるのに…」「私は大切な人にさよならを言わせてしまった」と悔やむ、とても切ない曲です。この曲は、イギリスのロマンティックコメディの金字塔『ラブ・アクチュアリー』でも、非常に印象的なシーンで使われていましたね。
余談ですが、以前ジョニ・ミッチェルの自伝映画が企画された際、若き日のジョニ役にはテイラーが抜擢されていたのだとか。しかしジョニ本人が映画の企画そのものに難色を示し、残念ながら立ち消えになってしまったのだそうです。共演こそかないませんでしたが、二人その才能のつながりを感じさせてくれますね。
【今日の一杯】ハニーナッツコーヒー(ラテ)

「River」が描く、クリスマスの華やかさの裏にある、切なさを描いた繊細なメロディーに寄り添うなら、ビターなコーヒーよりも、優しく包み込んでくれる甘いコーヒーがぴったり。
今日ははちみつ入りの「ハニーナッツコーヒー」を、ぜひラテで楽しんでください。
このコーヒーは、芳醇な国産ハチミツをパウダーにし、砕いたナッツをブレンドしたコーヒーです。ハチミツの甘い香りと、ナッツの香ばしさが溶け合った、まるでデザートのような一杯です。お湯で溶かしてブラックコーヒーとして飲んでも美味しいですが、ミルクで溶かすことで、まろやかで心も身体もほぐされる一杯になります。
『ラブ・アクチュアリー』のワンシーンのように、切ない「River」を聴きながら、温かいハニーナッツラテで心をそっとほぐす。そんな甘く切ないコーヒータイムをお楽しみください。

■本日ご紹介したコーヒー
ハニーナッツコーヒー 2本入
商品価格:540円(税込)
▼おすすめの飲み方
ホット:80~85℃のお湯150mlを注ぐ
ラテ:85℃の牛乳を150ml注ぐ
【12月12日】音楽の力が、再び奇跡を起こした日(2012年)

アドベントカレンダー12日目です。クリスマスイブまで折り返しですね。
皆さん楽しんでいただいていますでしょうか?ほっとひと息できるお時間をお届けできていたら嬉しいです。ぜひ気に入っていただけていたらレビューもぜひお願いいたします!(嬉しいお声にスタッフが大喜びしています。)
さて、12月3日のエチオピアの飢饉に立ち上がったアーティストたちのお話を覚えていますか?2012年の今日にも、音楽の力を感じさせてくれる出来事がありました。
アメリカで発生したハリケーン「サンディ」の被災地支援のため、ニューヨーク・マディソン・スクエア・ガーデンでチャリティーコンサート「12.12.12 The Concert For Sandy Relief」が開催されました。今日はその伝説的な一日についてです。
このコンサートが歴史的なのは、集結したアーティストの顔ぶれです。ポール・マッカートニーにザ・ローリング・ストーンズ、ブルース・スプリングスティーン、ボン・ジョヴィ、そしてザ・フーなど。名だたるアーティストたちが集結しました。午後7時30分に始まったイベントは翌1時過ぎまで続き、大盛況のうちに終演。チケット販売金も含め総額5000万ドルが集まったとされています。音楽の力で人々を勇気づけるという崇高な精神が示された、21世紀最大のチャリティーイベントでした。
【今日の1曲】 ザ・フー「Christmas」 (1969年)
今日は、この「12-12-12」にも出演した、英国ロックの巨人ザ・フー(The Who)に注目します。
The Whoは、複数の曲によって統一された物語を構成する「ロック・オペラ」というジャンルを確立させたバンドです。歌い手が登場人物の役を演じ、まるで演劇を見るかの様に音楽を楽しむことができます。
ロック・オペラというジャンルは彼らの4枚目のアルバム『トミー』で確立されました。
主人公はある事件を目撃したショックで、視覚・聴覚・発話障害の三重苦を背負うトミーという少年。作品の中で、トミーの様々な受難や才能の開花、新たな苦悩までを描いています。これが全24曲、70分のアルバムを通して表現された、彼らの代表作の一つになっています。
この名盤『トミー』の中に、クリスマスを歌った「Christmas」が収録されています。
ただし…これは、私たちが知る陽気なクリスマスソングとは全く違います。
主人公のトミーは「見えず、聞こえず、話せない」状態です。「クリスマスの朝、子どもたちはあんなにワクワクしているのに…」 と、世間のクリスマスの幸福な情景と、その喜びを享受できないトミーの孤独な状況を対比させながら、彼の魂の救済を切実に願う、という非常に深く、切ない内容です。
「Christmas」は『トミー』の中でも序盤の曲。このあとトミーやその周囲の人々がどのような成長・変化をし、どんな結末を迎えるのか、アルバムを聴いたことがない人はぜひ聴いて確かめてくださいね。
【今日の一杯】ダークノートアロマ

重厚なロックサウンドと深い物語が根底にあるこの曲は、軽やかな浅煎りコーヒーよりも、深みがあり少しずつ楽しめるコーヒーが良く合います。
今日は、ロック・オペラの重厚さにふさわしい「ダークノートアロマ」を。
INIC coffeeの一番人気ブレンド「スムースアロマ」をベースに深煎り目にブレンドしたコーヒーです。
苦みの深いコーヒーらしいクラシカルな深煎りブレンドで、「奥深い苦みとコク」が特徴的です。それでいて、余韻はスッキリとしていて、毎日でも飲みたくなる味わいです。
「クリスマス」という華やかな曲名とは対照的な、重厚で奥深いロックオペラには、ビターなコーヒーを。そんな少し大人のコーヒータイムはいかがでしょうか。

■本日ご紹介したコーヒー
ダークノートアロマ 3本入
商品価格:475円(税込)
▼おすすめの飲み方
ホット:80~85℃のお湯150mlを注ぐ
【12月11日】子どもたちの未来のために。「ユニセフ創立記念日」(1946年)

(画像引用:日本ユニセフ協会)
アドベントカレンダー11日目です。
1946年の今日、ユニセフ(UNICEF:国連児童基金)が創立されました。みなさんは「ユニセフ」という名前はよく聞いても、具体的にどんな活動をしているかご存じでしょうか。
ユニセフは、すべての国の子どもたちの命と権利を守り、健やかな成長を支援するために活動する国連の機関です。日本では学校の募金活動などで馴染み深いですが、世界では紛争や貧困など、特に支援の届きにくい場所にいる子どもたちを最優先に守り続けています。
実は音楽とユニセフにも強い結びつきがあり、その活動は古くから音楽や音楽家と深く関わってきました。
【今日の1曲】 ABBA「Chiquitita」 (1979年)
アーティストの中には、ユニセフの活動に賛同し、自身の楽曲の収益を寄付することで活動を支えている人たちがいます。
その代表格が、スウェーデンの世界的ポップグループ「ABBA(アバ)」です。「ダンシング・クイーン」や「マネー・マネー・マネー」などは日本のテレビでもよく流れているので、詳しく知らなくても曲は聴いたことがある、という方も多いのではないでしょうか。
今日の一曲は、そのABBAのユニセフへの寄付楽曲としている「Chiquitita(チキティータ)」です。
ユニセフと音楽の「絆」を象徴する名曲です。1979年の「ユニセフ・コンサート」のために提供され、ABBAはこの曲の著作権(印税)のすべてをユニセフに寄付することを発表しました。つまり、私たちがこの曲を再生して聴くことでも、間接的に子どもたちへの支援につながるのです。その支援は今も続いています。
タイトルの「Chiquitita」とは、スペイン語で「小さな女の子(可愛い子)」という意味。「悲しくて涙するあなたを見るのはなんてつらいこと。傷ついた羽根を一緒に直せたらいいのに」と優しく語りかける歌詞は、困難の中にある子どもたちを励ます歌として、世界中で愛され続けています。
【今日の一杯】ナチュラルアロマ

困難の中にある子どもたちへ向けられた、ABBAの支援の心と透き通るような歌声を聴きながら。
そんな優しさに触れた後は、「ナチュラルアロマ」がぴったりです。
このコーヒーは、コロンビア産の厳しい基準をクリアしたオーガニック豆を100%使用。化学肥料や農薬に頼らず育った、コロンビアの大地が育む”水・土・太陽”の豊かな恵みを味わうことができます。まろやかなコクと、ほのかな甘みが、心と体に優しく染み渡ります。
この曲を聴くことが世界の子どもたちへの支援につながると信じながら、今日はオーガニックコーヒーで、心温まるひとときをお過ごしください。

■本日ご紹介したコーヒー
ナチュラルアロマ 3本入
商品価格:421円(税込)
▼おすすめの飲み方
ホット:80~85℃のお湯150mlを注ぐ
【12月10日】ザ・ビーチ・ボーイズ「Good Vibrations」が全米1位を獲得した日(1966年)

1966年の今日、ザ・ビーチ・ボーイズの「Good Vibrations」が全米チャートで1位を獲得しました。
この「Good Vibrations」という曲、当時何がすごかったかというと、たった1曲のシングル制作にかけた時間とコストが桁外れだったことです。
3分36秒の曲をリリースするまでに、費やしたレコーディング時間は90時間以上、制作期間は約7か月。かかった費用は当時としては破格の約5万ドル(現在の価値で数千万円以上)といわれています。
リーダーのブライアン・ウィルソンは妥協を許さず、ロサンゼルス中の4つのスタジオを使い分け、短いフレーズを何度も録音しては繋ぎ合わせるという、まるで映画編集のような緻密な手法でこの曲を作り上げました。
その狂気にも似た執念が生んだこの曲は、「ポケットの中の交響曲(ポケット・シンフォニー)」と称され、ポップミュージックを芸術の域へと押し上げる金字塔となりました。
【今日の1曲】 ザ・ビーチ・ボーイズ「Little Saint Nick」 (1963年)
さて、そんな革新的な「Good Vibrations」を生み出したビーチ・ボーイズ。彼らの原点といえば、やはり「サーフィン&ホットロッド」に代表される、カリフォルニアの陽気なサーフロックですよね。
もちろん、彼らはそのサウンドで最高のクリスマスアルバムも残しています。今日の1曲は、『ザ・ビーチ・ボーイズ・クリスマス・アルバム』から、「Little Saint Nick」をご紹介します!
これぞビーチ・ボーイズ!なコーラスワークと、スピード感あふれるサーフロック。歌詞も、サンタクロースの「そり」を自慢の「カスタムカー(ホットロッド)」に見立てるという、彼ららしさ全開のクリスマスナンバーです。
【今日の一杯】ロースタリー Medium Roast

カリフォルニアの青い空と、「Little Saint Nick」のゴキゲンなサーフロック。 このキラキラとしたスピード感と、陽気なハーモニーに合わせるなら、ビターな深煎りよりも、爽快な浅煎りが気分にぴったり。
今日は「INIC coffee ロースタリー Medium Roast」が最高の相棒です!
イルガチェフェのコーヒー豆が持つ「果実」のような風味の側面を最大限に引き出した、こだわりの浅煎り(ミディアムロースト)です。みずみずしい飲み口と、ふわりと広がる爽快な酸味は、まるでカリフォルニアの太陽のよう。「心がすっと晴れていく」ような、フルーティーな味わいが特徴です。
ビーチ・ボーイズのハーモニーに包まれながら、このフルーティーなコーヒーを。寒い冬だからこそ、気分は西海岸。最高にハッピーな「グッド・ヴァイブレーション」を感じてみてください!

■本日ご紹介したコーヒー
ロースタリーシリーズ
Medium Roast 3本入
商品価格:821円(税込)
▼おすすめの飲み方
ホット:80~85℃のお湯150mlを注ぐ
【12月9日】ビートが世界を駆け巡る。「ワールド・テクノ・デー」

皆さん、「テクノミュージック」と聞いてどんなイメージを持つでしょうか?
シンセサイザーなどの電子楽器を多用し、機械的な音とリズミカルな反復ビートで聴かせる、ダンスミュージックの代表格です。
1980年代に、アメリカのデトロイトでホアン・アトキンスらによって発明されたミニマルな電子音楽は、瞬く間に世界中に広まりました。時代とともに進化を続け、現在のEDM(Electronic Dance Music)の源流の一つとなっています。
規則的なリズムを聴いていると、自然と身体を動かしたくなりますよね。日本でも古くはYMO、現在では世界で活躍し、2025年年内で活動休止を発表しているPerfumeなども、テクノポップアーティストとして大人気です。
そして今日12月9日は、世界中のダンスフロアを揺らす「テクノミュージック」の記念日、「ワールド・テクノ・デー」とされています。記念日の起源は定かではありませんが、インターネットから少しずつ広がっていったものとされています。
今日はテクノミュージックで心と身体を躍らせましょう!
【今日の1曲】 Underworld「Born Slippy (Nuxx)」 (1995年)
デトロイトで生まれたテクノは、海を越え、イギリス(UK)で独自の進化を遂げます。プロディジー、オービタル、ケミカル・ブラザーズと並び、90年代の「テクノ四天王」としてシーンを牽引したのが、アンダーワールドでした。
今日ご紹介するのは、彼らの名を世界に轟かせた「Born Slippy (Nuxx)」です!
繰り返される「Lager, Lager, Lager…」のコール、徐々に高揚していくシンセサイザー、そして爆発するビート。この曲を知っていても知らなくても、自然と身体が曲に合わせてリズムを刻んでしまうはずです。
ユアン・マクレガー主演の映画『トレインスポッティング』のラストシーンで使用されたことでも有名です。この映画はドラッグ中毒の若者たちの退廃的なリアルとそこからあがこうと苦しむ様をポップに描きつつ、「人生を選択すること」の意味を問う作品です。あるメッセージと共にラストで流れるこの高揚感あふれるトラックは、映画の大ヒットと共に世界中の若者を熱狂させました。
2017年には続編映画「T2 トレインスポッティング」が公開され、こちらでもアンダーワールドは楽曲を提供しています。音楽と映画は結びつきの強いものですが、「トレインスポッティング」と「アンダーワールド」は特に映画史を代表する“ペアリング”といえますね。
【今日の一杯】リフレッシュアロマ Wカフェイン

「Born Slippy」が持つ、「高揚感」と「キレ」。このビートで気分を上げるなら、コーヒーもそれに負けないものを。
今日は、カフェイン量2倍の「リフレッシュアロマ Wカフェイン」をペアリング!
エチオピアとキリマンジャロの深煎り豆をブレンドしたこのコーヒーは、深い苦みとキレのあるスッキリとした後味が特徴です。通常のドリップコーヒー約2杯分である120mgのカフェインを摂取でき、もうひと頑張りしたいときや、シャキッと目を覚ましたいときにおすすめの一杯です。
目の覚めるようなこのコーヒーで、「Born Slippy」の高揚感とビートに身を任せてみましょう。午後の仕事のスイッチとしてもおすすめです!
身体が自然と躍りだす感覚を楽しんで下さい!

■本日ご紹介したコーヒー
リフレッシュアロマ Wカフェイン 3本入り
商品価格:518円(税込)
▼おすすめの飲み方
ホット:80~85℃のお湯150mlを注ぐ
アイス:100mlの常温水で溶かし、お好みで氷を入れる
【12月8日】ジョン・レノンの命日(1980年)

1980年の今日、音楽と平和の象徴であったジョン・レノンが、凶弾に倒れました。それまでの音楽シーンを革命的に変えたザ・ビートルズのリーダーだった彼の死は、ビートルズファンのみならず、世界中の音楽ファンに深い悲しみをもたらしました。
この日になると、彼が遺した「Happy Xmas (War Is Over)」を聴き、その平和への祈りに思いを馳せる方も多いと思います。
クリスマスの名曲として、または平和を願う象徴として世界中で親しまれている一曲です。
【今日の1曲】 ポール・マッカートニー「Here Today」 (1982年)
ジョン・レノンの命日に、彼の平和の歌を聴く。それも大切な時間ですが、今日はあえて、ジョンの親友が彼に宛てて書いた名曲をご紹介します。
ジョンが亡くなった後、彼の最大のライバルであり、無二の親友であったポール・マッカートニーが、ジョンへの想いを綴った曲、「Here Today」です。
これは、ポールがアコースティック・ギター一本で、「もし君が今日ここにいたら(If you were here today)」と、天国のジョンへ静かに語りかける曲です。生前は照れや意地で素直に言えなかった「I love you」という言葉が、この曲には込められています。さらには「you were in my song. oh, here today(君は僕の歌の中にいた。今日ここに。)」と歌うフレーズは、姿は見えなくても、ジョンの存在を常に感じているポールの心情が痛いほど伝わり、感傷に浸ってしまうポイントです。
【今日の一杯:Beans Aroma キリマンジャロ】

ジョン・レノンの命日に、残された親友がジョンに宛てた手紙のような歌を聴く。 少ししんみりとした気分で、偉大な魂を弔う今日は、「Beans Aroma キリマンジャロ」はいかがでしょうか。
タンザニア・キリマンジャロ山の麓で育った最高級グレード「タンザニアAA」を100%使用。上質な苦みとコクが特徴で、キリマンジャロ山の雄大さを思わせる力強い味わいが魅力です。
苦みと酸味のバランスに優れたキリマンジャロは、しっとりと音楽を楽しむときにぴったりなコーヒーです。
今日はキリマンジャロコーヒーを片手に、「Here Today」を聴きながら、二人の天才の友情に静かに思いを馳せる。そんな夜を過ごしてみてはいかがでしょうか。

■本日ご紹介したコーヒー
Beans Aroma キリマンジャロ
商品価格:432円(税込)
▼おすすめの飲み方
ホット:80~85℃のお湯を150ml注ぐ
【12月7日】日本にクリスマスツリーが灯った日。「クリスマスツリーの日」(1886年)

12月になると、街中のネオンが輝き、年の瀬が訪れたという気持ちになります。街を彩るネオンの主役といえば、やはりクリスマスツリーですよね。
ところでみなさんは「日本で一番最初にクリスマスツリーが飾られた年」がいつか、ご存じですか?
諸説ありますが、意外にも古く、1886年(明治19年)の今日この日、横浜で日本初のクリスマスツリーが飾られたとされています。
飾ったのは、当時の大手洋品雑貨店「明治屋」。横浜港に寄港していた外国人船員たちのために、店頭にツリーを飾ったのが始まりだとか。遠い異国の地で働く彼らのために、明治屋が贈った粋なプレゼントだったのですね。
明るいイルミネーションに照らされたクリスマスツリーを街で見かけると、年齢も性別も関係なく少しだけワクワクする気持ちになれます。小さなものでも自宅に飾ると、パッと華やかな雰囲気になりますよね。今日はそんなツリーの歴史に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
【今日の1曲】 クレイジーケンバンド「クリスマスなんて大嫌い!! なんちゃって♡」 (2002年)
記念日のキーワードはクリスマスと「横浜」。横浜といえば、このバンドをおいて他にありません。“東洋一のサウンド・マシーン”こと、横山剣さんが率いる「クレイジーケンバンド(CKB)」です!
彼らの音楽は、横浜・横須賀のローカルな風情やカルチャーそのもの。そんなCKBも素敵なクリスマスソングを歌ってくれています。
今日の1曲は、「クリスマスなんて大嫌い!! なんちゃって♡」です。
タイトルからしてひと癖ある、CKB節が感じられます。「大嫌いさ」と歌いながらも、その裏にある愛情やクリスマスの切なさが滲み出る、まさに「なんちゃって♡」な名曲。レトロでソウルフルなサウンドは、港町の夜景にぴったりです。
【今日の一杯:Beans Aroma マンデリン】

クレイジーケンバンドの魅力といえば、洗練されたサウンドの中にある大人の色気や、嫌みのないワイルドなオーラ。そんな彼らの音楽に合わせるなら、コーヒーも“ひと癖”ある「大人」の味わいをいかがでしょうか。
今日は「Beans Aroma マンデリン」と一緒にCKBの音楽を楽しんでください。
インドネシア・スマトラ島産のマンデリン豆を100%使用。その最大の特徴は、「アーシー(earthy)」と表現される、大地やハーブを思わせる独特の深い香り。そして、どっしりとした重厚なコクと苦味です。
CKBの音楽が持つ渋い大人の魅力と、マンデリンの野性味あふれる味わい。ビターで奥深いペアリングは、甘いだけじゃない「大人のクリスマス」の夜にぴったりです。ぜひ、このクセになる組み合わせをお楽しみください。

■本日ご紹介したコーヒー
Beans Aroma マンデリン
商品価格:432円(税込)
▼おすすめの飲み方
ホット:80~85℃のお湯を150ml注ぐ
【12月6日】久石譲さん、世界を魅了する魔法のメロディーが生まれた日(1950年)

1950年の今日、日本が世界に誇る作曲家、久石譲さんが誕生しました。
お名前は知らずとも、ジブリ映画をご覧になったことがある方なら、必ずと言っていいほどその楽曲を耳にしているはずです。『風の谷のナウシカ』から『君たちはどう生きるか』まで、長年にわたり宮﨑駿監督とタッグを組み、その壮大かつノスタルジックな音楽で物語に魂を吹き込んできました。
『となりのトトロ』の楽しい「さんぽ」から、米良美一さんが歌う『もののけ姫』の荘厳な旋律まで、表現の幅の広さに驚かされます。メロディーを聴くだけで、あの感動的なシーンが鮮やかに蘇る…という方も多いのではないでしょうか。まさに日本の宝とも言える作曲家です。
そんな久石さんが、深く尊敬し影響を受けたと公言している人物がいます。それが、12月2日に紹介したマイケル・ジャクソンの『スリラー』なども手掛けた伝説的プロデューサー、クインシー・ジョーンズです。
実は「久石譲」というお名前も、「久(ク)石(インシー)譲(ジョーンズ)」という当て字が由来となっていることは、音楽ファンの間では有名なエピソードです。
【今日の1曲】 フランク・シナトラ「Fly Me to the Moon」 (1964年)
そこで今日は、久石さんのルーツとも言えるクインシー・ジョーンズが手がけた、珠玉のラブバラードをご紹介します。12月最初の週末の夜に聴きたい、フランク・シナトラの「Fly Me to the Moon」です!
言わずと知れたスタンダードナンバーですが、原曲は1954年にバート・ハワードが「In Other Words」というタイトルで制作した曲でした。その後、様々なアーティストがカバーしながらアレンジを加え、1964年にシナトラのカバーが大ヒットしたことで、現在のタイトルとともに世界中に知れ渡るようになりました。
当時のアメリカはアポロ計画の真っ最中。初めて月面着陸に成功したアポロ11号にもシナトラが歌うこのバージョンのデモテープが持ち込まれ、「月面で初めて流された楽曲」という伝説も残しています。
シナトラとクインシーは互いにニックネームで呼び合うほどに深い信頼関係があり、ジャズ史に残る名演中の名演であるこの曲を、スウィンギーでゴージャスなサウンドにまとめ上げたのも、若き日のクインシー・ジョーンズの手腕によるものです。
惜しいことに満月は昨晩でしたが、今夜も天気が良ければ綺麗な月が浮かぶはずです。澄んだ冬の夜空に漂う月を眺めながら、このロマンチックな名曲に耳を傾けてみてください。
【今日の一杯】Motte coffee ヨフカシブレンド

“Fly Me to the Moon”(私を月へ連れていって)。
そんなロマンチックな曲を聴くなら、夜のリラックスタイムが最高ですよね。
「でも、夜にコーヒーを飲むと眠れなくなりそう…」そんな心配はご無用です。
今日のコーヒーは、アウトドア専用コーヒーとして作られた「Motte coffee ヨフカシブレンド」。
その名の通りキャンプなどのアウトドアで「夜更かし」を楽しむためのブレンドコーヒーで、なんとデカフェ(カフェインレス)なんです。デカフェとは思えないしっかりとしたコクと、ビターな味わいが特徴で、夜の静かなひとときにぴったり。
満月を見上げながら、あるいはお部屋の明かりを少し落として。今日はシナトラの甘い歌声とクインシーのゴージャスなアレンジに包まれて、カフェインを気にせずにゆったりとした「ヨフカシ」を楽しんでみませんか?

■本日ご紹介したコーヒー
Motte coffee ヨフカシブレンド 3本入り
商品価格:594円(税込)
▼おすすめの飲み方
ホット:80~85℃のお湯を150ml注ぐ
【12月5日】ウォルト・ディズニーの誕生日(1901年)

1901年の今日、ウォルト・ディズニーが誕生しました。ディズニーは言わずと知れたミッキーマウスの生みの親であり、エンターテイメントの歴史を変えたプロデューサーです。1928年に短編アニメーション『蒸気船ウィリー』でミッキーマウスを本格的に世に出して以降、数々の名作を作り出してきました。
その人気はすさまじく、世界のアニメ映画の歴代興行収入ランキングトップ10のうち、実に7作品がディズニー映画(ピクサー製作も含む)です。いかに世界でディズニー映画が親しまれているかわかりますね。
ディズニー映画にはクリスマスをテーマにした作品も数多くあります。 その中でも、ひときわ異彩を放つ名作といえば、ティム・バートンが原案・製作を務めた『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』ではないでしょうか。
クリスマスを知らないハロウィンタウンの王様・ジャックが、偶然迷い込んだクリスマスタウンの煌びやかさに魅了され、自分たち流の「クリスマス」を計画するものの、ハロウィンの住人たちがやるため、どこかズレた不気味な祝祭になってしまい…という物語です。
実際の人形をコマ撮りする「ストップモーション・アニメーション」の手法が、独特の少し不気味な雰囲気を演出しています。しかし、登場するのはどこか憎めないキャラクターばかり。最後は心温まる気持ちになれる素敵な映画です。見たことがない人はぜひ一度見てみてください。
ティム・バートンの作品の魅力は、「ハロウィンタウン」や「クリスマスタウン」などのアイデアもさることながら、ジャックや「シザーハンズ」など、「不気味なのに心根は優しく温かい」キャラクターたちが、見た人の心を掴んで離さないところにあるのかもしれません。
【今日の1曲】 Danny Elfman「What’s This?」(1993年)
そこで今日の1曲はナイトメアビフォアクリスマスの劇中歌からダニー・エルフマン作曲の「What’s This?」です。
実は『チャーリーとチョコレート工場』や『シザーハンズ』など、ティム・バートンを代表する映画のほとんどで、ダニー・エルフマンが音楽を手掛けています。バートン作品特有の“不気味、でも温かい”雰囲気を醸し出すのに、ダニー・エルフマンの音楽は欠かせない役割を担っています。
この曲は、ハロウィン・タウンの王様ジャックが、偶然迷い込んだ「クリスマス・タウン」に魅了され、「これは一体なんだ!?」と驚きと興奮を歌い上げる、ミュージカルファンタジー史に残る名曲です。
暗く不気味な世界(ハロウィン)の住人が、初めて見るカラフルで温かい世界(クリスマス)に、戸惑いながらも心を奪われていく。 まさにティム・バートンの「不気味なのに温かい」世界観が凝縮されていますよね。
【今日の一杯】Luxe Aroma キャラメルショコラ

ティム・バートンの映画の様な「不気味な世界」と「甘く温かい世界」の出会い。そんな「ビター」と「スイート」の驚きに満ちた融合を、今日はコーヒーで体験してみませんか?
「Luxe Aroma キャラメルショコラ」が、そんな気分にぴったりです。
BOXに2本入っているかと思いますが、これはそれぞれで飲むのではなく、2本を混ぜて飲むコーヒーです。コーヒースティックと、チョコレートスティックを1本ずつカップに入れ、温かい牛乳で混ぜて溶かして飲んでください。
濃厚な「ショコラ(ビター)」の風味と、とろけるような「キャラメル(スイート)」が溶け合った、まさに「飲むデザート」。ほんのり甘いだけではない、ほろ苦さがアクセントになった「大人のためのカフェモカ」です。
ジャックが感じた「クリスマスってなんだ!?」というワクワクするような驚きを、この「ショコラ×キャラメル」という、ビターでスイートな出会いと共に楽しんでみてください!

■本日ご紹介したコーヒー
Luxe Aroma キャラメルショコラ 2Cups
商品価格:475円(税込)
▼おすすめの飲み方
カフェモカ:コーヒースティックとチョコスティックを1本ずつカップに入れ、90~95℃の牛乳を120ml注ぎ、良くかき混ぜる
【12月4日】日本がE.T.に出会った日。「E.T.の日」(1982年)

1982年(昭和57年)の今日、アメリカのSF映画の金字塔『E.T.』が日本で公開され、日本中が感動に包まれました。そのため、今日12月4日は「E.T.の日」の記念日とされています。
「E.T.」は少年エリオットと、地球に取り残された異星人「E.T.」との友情の物語です。E.T.は「Extra–Terrestrial」の略で、「地球外の」といった意味があります。はじめはコミュニケーションもままならなかったE.T.とエリオットが、徐々に友情を深め、互いに指を合わせるシーンや、自転車が月を横切る有名なシーンは、今も多くの人の心に焼き付いていますよね。
今年10月には日本テレビ系列の「金曜ロードショー」で5年ぶりに放送されたため、ご覧になった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この映画の感動を何倍にも増幅させているのが、「音楽」です。
【今日の1曲】 ジョン・ウィリアムズ「アドベンチャー・オン・アース」 (1982年)
映画『E.T.』の音楽といえば、巨匠ジョン・ウィリアムズが作曲したこの曲以外にありえません。『スター・ウォーズ』や『ジュラシック・パーク』など、数多くのスピルバーグ監督作品を手掛ける彼にとっても、最高傑作の一つです。
映画の終盤、E.T.とエリオットが追跡を逃れる疾走感あふれるシーンから、涙の別れ、そしてE.T.が故郷へ帰るまでのクライマックスすべてを彩るこの名曲。E.T.の映画では、1983年のアカデミー作曲賞も受賞しています。
あまりにもこの曲が素晴らしくジョン・ウィリアムズへの畏敬の音から、スピルバーグ監督は通常とは逆に、「完成した音楽に合わせて映画のクライマックスシーンを再編集した」という有名な逸話が残っているほどです。
【今日の一杯】Luxe Aroma キャラメルヘーゼルナッツ

さて、映画の中で、エリオットがE.T.を森から家へとおびき寄せるために使った「エサ」を覚えていますか?「リーシーズ・ピーシーズ」という、ピーナッツバター入りのカラフルなチョコレートでした。
この「ピーナッツ」と「チョコレート」という、E.T.も大好き(?)な組み合わせにちなんで、今日は大人のスイーツドリンク「Luxe Aroma キャラメルヘーゼルナッツ」を。
これはコーヒーパウダーとチョコレートパウダーを2本混ぜて楽しむ「カフェモカ」タイプのスティックコーヒーです。2本のスティックをカップに入れ、90~95℃に温めた牛乳を120~150ml注ぎよくかき混ぜて楽しんでください。
香ばしいヘーゼルナッツと、甘いキャラメルの風味が香る、飲むスイーツのような一杯です。甘すぎず、大人の上品なカフェタイムを楽しむことができます。
「アドベンチャー・オン・アース」の壮大なオーケストラを聴きながら、あの感動的なクライマックスに思いを馳せて。映画を見たことがない人は、音楽がもたらすほんのりと甘くて香ばしいカフェモカで、E.T.との「出会い」の味を楽しんでみてはいかがでしょうか?

■本日ご紹介したコーヒー
リュクスアロマ
キャラメル ヘーゼルナッツ 2杯入
商品価格:691円(税込)
▼おすすめの飲み方
カフェモカ:パウダーを1本ずつカップに入れ、90~95℃に温めた牛乳120mlを入れ、よくかき混ぜる。
【12月3日】音楽が世界を動かした日。「バンド・エイド」始動(1984年)

「音楽は世界を変える」。大げさではなく、たくさんの人を動かしたビッグプロジェクトの1曲が1984年の今日、イギリスで発売されました。
チャリティー・プロジェクト「バンド・エイド」による「Do They Know It’s Christmas?」です。
当時アフリカでは、干ばつと長引く内戦の影響で深刻な食糧不足が続いていました。とくにエチオピアでは1980年代半ばまでに約100万人以上が飢饉で亡くなったとされています。
当時、連日エチオピアの深刻な飢饉が報道されるなか、ボブ・ゲルドフとミッジ・ユーロの呼びかけでチャリテイープロジェクトが発足。ワム!のジョージ・マイケル、デュラン・デュラン、そしてU2のボノなど、当時のイギリスやアイルランドのロック・ポップス界のスーパースターたちが無償で集結しました。
この一曲はイギリス国内だけで300万枚以上を売り上げ、歴史的な大ヒットに。収益金は全額アフリカの支援に寄付されました。さらにバンド・エイドの活動に影響を受け、アメリカのアーティストたちが立ち上がり「USA for Africa」を結成し、名曲「We are the World」を発表。支援の輪が広がっていきました。翌1985年にはチャリティーライブイベント「ライブ・エイド」がイギリスとアメリカで同時開催され、世界にも生中継されました。その結果なんと約184億円もの寄付金が集まったといわれています。
その後も、バンド・エイドⅡ、バンド・エイド20など、プロジェクトは引き継がれているほか、チャリティーソングの先駆けとして、現代まで影響を与え続けている一曲となっています。
まさに音楽の力が世界を動かしたといえます。
【今日の1曲】 U2「With Or Without You」 (1987年)
本日の1曲はバンド・エイドに参加したU2の名曲をご紹介。「With Or Without You」です。
U2はアイルランドのロックバンドで、「グラミー賞」をバンドとして世界最多の22回受賞するなど、ロック界をけん引してきたバンドです。
「With Or Without You」はU2にとって初めてアメリカチャートで1位を獲得した1曲です。
それまでイギリスやアイルランドでは人気がありましたが、この曲でついにアメリカのビルボード・チャート(Billboard Hot 100)で初の1位を獲得。世界トップのバンドとなりました。
実はもともとボツになりかけていた1曲だったとのこと。改めてアレンジしなおしたことで大ヒットする名曲に仕上げたといわれています。今では数々の名アーティストたちがカバーするなど、広く親しまれている1曲です。
日本ではフジテレビで1998年に放送された、木村拓哉さんと中山美穂さん主演による良質なミステリーラブロマンス「眠れぬ森」の挿入歌としても使用されました。木村拓哉さん自身もU2のファンであるとのことで、ドラマの雰囲気にもマッチしていました。
【今日の一杯:INIC Beans Aroma エチオピア】

バンド・エイドが支援の手を差し伸べた国、エチオピア。実はエチオピアはコーヒー発祥の地とも言われ、世界最高品質のコーヒー豆を生み出す国でもあります。
そこで今日は、エチオピアのシングルオリジンコーヒー「INIC Beans Aroma エチオピア」を。
エチオピア産の浅煎り豆を100%使用。フルーティーな香りと、さわやかで心地よい酸味が特徴です。
酸味があるコーヒーは苦手という方は少なくないですが、エチオピアコーヒーは華やかで上品さがあり、紅茶のような余韻を楽しめます。
バンド・エイドのチャリティープロジェクトがなければ、今このように手軽にエチオピアのコーヒーを美味しく楽しめることはなかったのかもしれません。そんな思いと希望に満ちた歌声に浸るコーヒータイムはいかがでしょうか。
音楽が持つ力と、エチオピアコーヒーの魅力。その両方を、ぜひじっくりと味わってみてください。

■本日ご紹介したコーヒー
ビーンズアロマ エチオピア 3本入
商品価格:475円(税込)
▼おすすめの飲み方
ホット:80~85℃のお湯を150ml注ぐ
【12月2日】マイケル・ジャクソンの「スリラー」MVが初めて放送された日(1983年)

お気に入りのアーティストの新曲発表があると、まずMusic Video(MV)をチェックしますよね。音楽だけでなく映像と合わせて楽しませてくれるMVは、何度も見返したくなってしまいます。
このMV、約40年前の1曲がなければ、今と違ったものになっていたかもしれません。1983年の今日、そのMVの歴史が永遠に変わりました。MTVが、マイケル・ジャクソンの「スリラー」のMVを初めて放送した日です。
約14分にも及ぶこの作品は、単なるプロモーションビデオではなく、一本の「ショートフィルム」。映画監督のジョン・ランディスが手掛けたこのビデオは、音楽ビデオの芸術性とストーリー性を格段に引き上げ、世界中に衝撃を与えました。
ちなみに、前年に発売されたアルバム『スリラー』は、「人類史上最も売れたアルバム」としてギネス世界記録に認定されています。推定売上枚数はなんと1億枚以上で、2位を2倍以上引き離しています。ストリーミング配信が主流の現在では、この記録を抜くアルバムはもう現れないのでは、ともいわれています。まさにキング・オブ・ポップ、マイケルの伝説が頂点に達した瞬間ですね。
【今日の1曲】マイケル・ジャクソン「ブラック オア ホワイト」(1991年)
今日の一曲はそのスリラーではなく、この大きな仕掛けが施された「スリラー」を手掛けた映画監督ジョン・ランディスにまつわる1曲を。彼は映画『ブルース・ブラザーズ』などの名作でも知られますが、マイケルとはもう一つ、歴史的なタッグを組んでいます。
マイケル・ジャクソンの「Black or White」です!
「スリラー」がホラー映画へのオマージュだったのに対し、「Black or White」は世界中を旅するようなハッピーな雰囲気と、人種や国境を超えるんだという力強いメッセージに満ちています。MVでは、のちに映画「ホームアローン」で主演を務めるマコーレー・カルキン少年が登場する冒頭や、ビデオの後半で使われた画期的な「モーフィング技術」(人々の顔が次々に変わっていく映像)も、当時大きな話題になりました!人々の多様性をモーフィング技術でボーダーレスに感じさせる、にくい演出です。
人種差別という難しいテーマを、力強いメッセージとポップな曲調、多幸感に満ちた映像演出で芸術的なものに仕上げたこのMVは、この二人だからこそできた作品だったのかもしれませんね。
【本日の一杯】INIC Beans Aroma ブラジル

“It don’t matter if you’re black or white…”(黒とか白とか関係ない)。そんなタイトルの曲を聴きながら飲むなら、「INIC Beans Aroma ブラジル」が最高の相棒です。
このコーヒーは、ブラジル産のシングルオリジン(単一産地)豆を100%使用。ブラジル豆の軽快な香ばしさと酸味、甘みを最大限に活かしました。
Beans Aroma ブラジルは「Black(ブラック)」で飲めば豆本来のクリアな味わいを楽しめ、ミルクと合わせて「White(ラテ)」にすれば、コクのあるまろやかな美味しさに変身します。
ブラックでキレよく楽しむか、ラテでまろやかにリラックスするか。曲の持つ多様な魅力を味わうように、ぜひあなた好みの飲み方で、この曲の世界旅行を楽しんでみてください!

■本日ご紹介したコーヒー
Beans Aroma ブラジル 3本入
商品価格:475円(税込)
▼おすすめの飲み方
ホット:80~85℃のお湯を150ml注ぐ
ラテ:600Wの電子レンジで2分ほど温めた牛乳120mlを注ぐ
【12月1日】山下達郎さん「クリスマス・イブ」がJR東海のCMに(1988年)

さぁプレイリストアドベントカレンダーのスタートです。1日目は日本に住む人ならほとんど耳にしたことがあるであろうクリスマスソングからスタートです。山下達郎さんの「クリスマス・イブ」です。
実はこの曲は1983年にリリースされたアルバムに収録されていた曲で、同年シングルカットされたものの、同年のオリコン順位は週間44位が最高位と、当初は「広く人気」というよりは、ファンにこそ愛される曲だったようです。
爆発的な人気のきっかけとなったのはテレビCMでした。1988年に女優の深津絵里さんが出演したJR東海のクリスマス・エクスプレスのCMソングとして採用されたことで人気に火が付き、翌年も牧瀬里穂さんが出演の同CMで採用され、日本の冬を彩る名曲として親しまれるようになりました。
その後も人気は衰えることがなく、2016年には30年連続でオリコンのシングルチャート(TOP100)にランクインするというギネスレコード認定(「日本のシングルチャートに連続でチャートインした最多年数」)を受けました。実はまだこのギネス記録は継続中で、昨年まで39年連続でチャートインし続けています。今年もチャートインして40年連続の大台に乗るか、楽しみですね!
名実ともに日本人なら誰もが知るクリスマスソングといえるでしょう。
【今日の1曲】シューガーベイブ「ダウンタウン」(1973年)
今日の1曲は、そんな山下達郎さんが所属した伝説のバンド「シュガーベイブ」の「ダウンタウン」をご紹介。
シュガーベイブは1973年から1976年まで活動していた日本のポップスバンドです。シュガーベイブは、山下達郎さんはもちろん、大貫妙子さんなど、今も活躍するアーティストたちが在籍したバンドです。 活動は1973年からわずか4年ほどでしたが、その洗練されたサウンドは現在のJ-POPにも大きな影響を与えています。
とくに近年、70年代~80年代のポップスを潮流とするシティポップが世界的なブームです。この「ダウンタウン」も国内外で再評価されており、今でも色褪せない輝きを放っています。
【本日の一杯】ライトノートアロマ

「ダウンタウン」の弾むようなベースラインと、都会的で洗練されたコーラスワーク。この軽やかなグルーヴには、軽やかなブレンドコーヒー「ライトノートアロマ」がぴったり。
エチオピア産の浅煎り豆をベースにした爽やかな酸味が、曲の持つ「軽快さ」と見事に調和します。
普段は「酸味のあるコーヒーが苦手」という方でも、「ダウンタウン」を聴きながら飲めば、その印象がガラリと変わるかもしれません。
浅煎りのコーヒーは、果実の風味が香るフルーツタルトやパウンドケーキなどと合わせると、お互いの良さを引き立て合い、もっとカフェタイムが楽しくなりますよ!
ぜひ名曲のルーツに思いを馳せながら、試してみて下さいね!

■本日ご紹介したコーヒー
ライトノートアロマ 3本入
商品価格:475円(税込)
▼おすすめの飲み方
ホット:80~85℃に温めた150mlのお湯で溶かす



