コーヒーカクテル6種類の紹介とレシピを解説

INIC coffee

コーヒーとお酒の組み合わせ。何だか想像がつきにくいなと思いませんか。しかし、ウイスキーやブランデー、ワインなどを組み合わせたコーヒーカクテルは、世界で幅広く愛される人気者です。

コーヒーカクテルの6種類

コーヒーカクテルは多くの種類がありますが、今回は自宅でも挑戦しやすいコーヒーカクテルを6種類ご紹介します。

アイリッシュコーヒーの特徴とレシピ

1940年代にアイルランドで生まれたホットカクテルです。当時、アメリカ~イギリス間を飛行機で横断するには、途中で燃料補給が必要でした。そこで立ち寄ったのがアイルランド南西部の飛行場です。乗客は燃料補給の間、寒さに耐えながら待機しなければなりません。そこで考案されたのが「アイリッシュコーヒー」です。現在では世界で愛されるカクテルとなり、アイスで飲まれる場合もあります。

・材料
コーヒー(深煎り)150~200cc、アイリッシュウイスキー20cc、砂糖(ざらめ)15g、ホイップクリーム適量

・作り方
温めたグラスに、砂糖→ウイスキー→コーヒーを順番に注ぎます。その上に、ホイップを優しく乗せると完成です。

ウイスキーの豊かな香り、コーヒーの苦み、ホイップクリームや砂糖の甘み、これらがバランスよくマッチして、まるでデザートのような感覚を楽しめるでしょう。

カルーアミルクの特徴とレシピ

カルーアとは、メキシコ・ベラクルス州で誕生したコーヒーリキュールのことです。アラビカ種のコーヒー抽出液とサトウキビを原料とした蒸留酒などが組み合わさり、甘みのあるコーヒーリキュールが出来上がります。

・作り方
カルーアと牛乳をお好みの分量で割るだけ。

甘いカフェオレのような味わいですが、アルコール度数は高めですのでご注意くださいね。また、爽やかさが欲しいときは、カルーアを炭酸で割ってもおいしいですよ。

カフェ・ロワイヤルの特徴とレシピ

かつてナポレオンも愛した、王室のコーヒーとして知られるカフェ・ロワイヤル。スプーンに乗った角砂糖にブランデーをかけて炎で溶かし、コーヒーに入れるという芸術的な飲み方は、フランス貴族の間で楽しまれました。

・材料
コーヒー(深煎り)150㏄、ブランデー20㏄、レモンの皮少量、オレンジの皮少量、角砂糖1個、ロワイヤルスプーン(カップの縁に引っ掛けられる作りになっています)

・作り方
カップにコーヒー、レモンの皮、オレンジの皮を入れます。次は、カップにロワイヤルスプーンをかけましょう。スプーンに角砂糖を乗せたら、ブランデーを染み込ませてフランベします。自宅で行う場合は、火の取り扱いにご注意くださいね。フランベ終了後、溶けた砂糖をコーヒーに入れて楽しみましょう。

演出、香り、味わいに心躍る時間をお過ごしください。

カフェ・ビーノの特徴とレシピ

カフェ・ビーノは、コーヒーとポートワインを合わせたカクテル。ポートワインとは、ブドウ果汁のまろやかな甘みが特徴のワインです。

・材料
アイスコーヒー(加糖)70cc、ポートワイン50~60㏄、オレンジの皮少量、シナモンパウダー少量

・作り方
ミキサーかシェーカーを用いてアイスコーヒーとポートワインを混ぜます。冷えたグラスに注ぎ、オレンジの皮とシナモンパウダーをトッピングして完成。

ポートワインの甘さ、アイスコーヒーの爽やかさが混ざることで、フルーティな風味を感じられますよ。

カフェ・コン・セルベッサの特徴とレシピ

こちらはコーヒーとビールの組み合わせで、バルの本場スペインで愛されています。セルベッサとは、スペイン語でビールという意味。スペインでは様々なお酒がありますが、日常的に飲むお酒としてはビールの人気が高いです。

・作り方
冷たいビールとアイスコーヒーを1:1で注ぐだけ。

ビールとコーヒーがそれぞれ持つ苦みや香ばしさは相性が良く、さっぱりしたい気分のときにおすすめです。

コーヒー焼酎の特徴とレシピ

想像がつきにくいかもしれませんが、和風なカクテルもありますよ。コーヒー焼酎は、焼酎にコーヒー豆を数日漬け込む方法と、焼酎とアイスコーヒーを割る方法があります。

・焼酎にコーヒー豆を漬ける場合の作り方

焼酎100ccに対しコーヒー豆10gの割合で約1週間漬けましょう。3日ほどでコーヒー豆が底に沈み、だんだんと色も着いてきます。漬け込む日数は、好みに合わせて調整してくださいね。ロックも良いですが、牛乳で割ってまろやかさを楽しむのもおすすめです。

・焼酎とアイスコーヒーを割る場合の作り方

こちらは1:1で合わせるだけの簡単な方法です。焼酎はクセの少ない甲類焼酎を使うと、コーヒーとのバランスがとりやすく、すっきりとした口当たりの和風カクテルが出来上がります。

コーヒーカクテルを作る際におすすめの深煎りコーヒー

INIC coffeeはお水でも5秒で溶けるほどきめ細かいパウダーで作られています。また、定番のスムースアロマは、いやな酸味やずっと残るような苦味などの雑味がないクリアなコーヒーのため、カクテルを作る際にもピッタリのコーヒーです。是非お試しください。

コーヒーカクテルを楽しむ

世界で広く楽しまれるコーヒーカクテルをご紹介しました。種類が豊富な分、「普段お酒はあんまりだけれど、コーヒーは好き」という方、またはその反対という方も、飲んでみたいコーヒーカクテルは見つかりましたか。自宅で、お気に入りのバーで、その時の気分を受け止めてくれるようなカクテルがあれば素敵ですよね。特別なひと時をプレゼントしてくれる、ぜひそんなコーヒーカクテルをお楽しみください。

pagetop