『わたしのためのME/NU』シリーズ Number-1

 自分に合った走り方・生き方を決断した“ベテラン・トレイルランナー”を支えるもの

ME/NU

HUMANEED × トレイルランニング ―
 

トレイルランナー / 長谷 智織さんインタビュー
「水分補給一つでこんなにも爽快に走れるんだ、という感覚を味わってもらいたい」

トレイルランナー / 長谷 智織(はせ さおり)さん
仕事にプライベートにがんばる女性のインナーケアを応援する、飲む点滴・経口補水液「HUMANEED」(ヒューマニード)
記念すべき『わたしのためのME/NU』シリーズNumber-1にご登場いただいたのは、今年4月に開催された日本最高峰のトレイルランニング・ビッグレース「ウルトラトレイルMt.Fuji」を完走された長谷 智織さん。
林道や砂利道、登山道などの過酷な未舗装路を走りつづける彼女が愛用するHUMANEEDの魅力、そしてトレイルランニングと出会って大きく変化したご自身の人生について語ってくださった。

トレイルランニングとの出会い


大学を卒業してから20年以上、アパレルショップ店員として勤めてきた経歴を持つ長谷さん。
単刀直入に「“走る”ことを中心にした生活を選んだ理由はなんですか?」と尋ねたところ、こんな言葉が返ってきた。

「走り始めたのは先輩に誘われたのがきっかけですが、当時は100マイルを走れるようになりたかったわけではありませんでした。
2019年の秋に26㎞程度のレースに出るためにトレーニングを初めましたが、特に走ることが好きなわけではなかったんです(笑)

でも、距離もスピードもトレーニングを頑張った分だけ伸びていく。必ずといっていいほど効果が目に見えてくることが楽しいと思いました。

その後はコロナ禍でレースが開催されない時期が続きましたが、その分マイペースに練習できる機会が増えて、さらに走れるようになって。
はじめはケガをすることもあったんですが、そのおかげで自分の身体と向き合うようにもなりました。
少しずつ走ることが楽しくなってきた2021年頃からレースが開催されるようになって、大会でも結果が伴ってくるようになったんですよね。」

▲ケガ予防のため足腰にテーピングをしてレースに挑む
自分と向き合う時間が増えて得られた、成長する楽しみ。
そこで手にしたものは、ただ気持ちよく走れるようになっただけではなく、自分の身体と向き合う健康的な生活だったという。
レースに万全のコンデションで臨むために、そしてケガをせずに練習の成果を発揮して、結果を出すために。
これを叶えるためにはレース当日だけではなく、普段の生活からいかに整えていくかが大切なのか、身を持って知ったと語る。

「アパレル店員時代の若い後輩たちの食事は、もうめちゃくちゃで(笑)
美容は気にしているけれど、髪の毛の色とか外側の部分ばかりなんですよね。
若さでカバーできる部分もあると思うんですが、インナーケアまではまだ無関心な感じがしました。」

往復3時間をかけて通勤し、食事にも十分に気を遣えず、マイペースに走りに行ける余裕もない。

「『どうして自分が目指している方向と違う環境にいるんだろう』とストレスを感じるようになりました。
健康寿命を考えた時に、『このままで良いのか、食事も生活も自由に時間を割ける方が良いのではないか』という気持ちが強くなって。
一度きりの人生。後悔しないために退職を決断し、しっかりレースに向き合う生活に切り替えました。」

 

トレイルランニングとは?

トレイルランニングの直訳は、『未舗装路を走る』。
陸上競技の中長距離走の一種で、林道や砂利道、登山道など、通常はハイキングや登山で使われるようなコースを走る競技。

「トレイルランニングってスポーツ界の中でも特に過酷なイメージがありますが、一言でいうとどんなスポーツですか?」と尋ねたところ、長谷さんは爽やかな笑顔でこう語った。

▲お気に入りのトレーニングウェアを披露してくださった

「過酷さというよりは、まず良いところが出てきてしまうんですよね。
42.195㎞をどれだけ速く走れるかを競うマラソンとは違って、自分の得意分野を工夫次第で強みにできるのがトレイルランニングなんですよ。
本当にトップの人には敵わないかもしれないけれど、自分に合った戦略と工夫次第で勝てるっていうところがマラソンとは違う醍醐味だと思いますね。」

陸上競技には、生まれ持って足が速いとか、脚力やバネがあるとか、努力だけでは補いきれない能力的なハンデ付いてまわる。
でも、トレイルランニングは1レースの中に山の斜面、吹きさらしの平地、ぬかるんだ林道などいろいろなコースがある上、距離と時間が長いため、単に足の速い人が勝つわけではない。

「例えば、登山やハイキングの延長でレースに出る人は斜面で距離を稼いだり、マラソン出身者は平地でスピードを上げたり。それぞれの得意分野でギアを上げて、苦手な場面では歩いたり休憩したりします。
自分の得意不得意を理解しながら戦うので、完走したり好成績を出したりできるかどうかは『いかに自分と向き合えているか』がカギになってきますね。」

▲近所の浜辺を10~20㎞走るのが長谷さんの日課

一方で、長時間に渡って山に入るからには、ケガや遭難などの危険をすべて自分の責任として背負わなければならない。
「そのリスク回避のために普段からコンデション作りや調整段階を経ての結果になるので、クリアできた時の達成感は『今日のために頑張ってきたおかげで万全のコンデションで走り切った』という過程の部分が大きいのかなと思います。」

 

日本最高峰のレース・ウルトラトレイルマウントフジを完走して


トレイルランニングの大会の中でも日本最高峰といわれる「ウルトラトレイルマウントフジ」は、富士山麓の静岡県から山梨県にまたがるトレイルを繋ぐコースを3日間に渡って走るビッグレース。
4月21日から3日間にわたって開催された今大会は、悪天候により完走率が41.5%と過去最低であった。

そんな悪条件のレースを、いつも通りの笑顔で颯爽とゴールテープを切った長谷さん。

「ゴールした時は、あと50㎞くらい走れそうだなと思っていました(笑)
達成感もありましたが、余裕があったかなという感じです。結果的にたまたま体調や天候が良くてうまくいったかなというか。」

▲36時間50分という激闘に笑顔で幕をおろした
 

レースのときは、手軽さと効率的な水分や栄養の補給がカギになるため、いつもお守りとしてHUMANEED持ち歩いてくださっているとのこと。
今大会もHUMANEED一本一本にメッセージを書き、両胸ポケットに入れてレースに挑んでくださった。

「軽くて持ちやすい。個人的にゆずレモンが好きなんですが、他の味も柑橘系の味なのでさっぱりしていて飲みやすいんです。
やっぱり運動中は人工的な甘さとか後味が気になるので、無添加で嫌な味もしないところが良いと思います。

 

過去に、十分な水分補給ができないまま挑んだレースで珍しく脚をつってしまい、その時にテーピングブースの方からかけられた言葉をきっかけに水分補給について考え直したと話す。

「『何を飲んでいるの?電解質とかも摂ってるの?』と指摘されて、答えられませんでした。
この出来事があってからは、レース前までにHUMANEED500mlを少しずつ飲んで飲みきって、潤った状態で挑むようにしています。」

長時間・長距離のレースを乗り切るためには、ただ水を飲むだけでは補いきれない部分も多い。
きちんと水分を蓄えてからレースに臨む、この習慣をはじめてからは調子を崩さないようになったと語った。

▲HUMANEEDを“お守り”にしてレースに臨んでいると話す

36時間50分で完走したレースでは、途中で睡眠をとる選手もいる中、眠たくならなかったのでそのまま走り続けたのだとか。

「さすがに練習で165㎞走ることはないんですが、大きなレース前には80㎞くらいのロング走をしたりしますね。
レース中は色んな場面に直面するので、例えば夜間を想定した夜の10時から走り始めてギアのチェックをしたり、そのタイミングで眠気が来るか試しながら鍛えています。
あとは2日連続の疲労した状態で40㎞走をやったり、峠走で坂を止まらずに走ったりして心肺機能を鍛えたり、どんな場面でも対応できるようにしています。」

▲レース本番で夜間練習の成果を発揮した長谷さん
 

走るのが好きな気持ちや楽しさだけでは乗り切れないであろうと思われるトレーニングも、コミュニティの仲間とグループランをしたり、励ましあいながら行うのも魅力の一つ。

「陸上競技って個人種目なイメージがありますが、トレイルランニングは練習も大会中もお互い支え励ましながら走るんです。チームスポーツの方が雰囲気は近いのかな。」


[ ウルトラトレイルマウントフジについてはこちら ]
 

HUMANEED愛用者として語る魅力

無添加で身体にやさしくて、味もおいしくて、インナーケアもできて、効率的な水分補給もできる。いいこと尽くしだなと思って続けています!

なかなか無添加の経口補水液になかなか出会えない中、HUMANEEDは人工的な味やイヤな甘さがしなくて良いとのこと。

「いろいろな場所を走っていると、日よけのない道もあるんですよね。そういう時は日焼けしてしまうけれど、できれば日焼けしたくない(笑)
HUMANEEDは栄養成分についても電解質やクエン酸やビタミンCが入っていて、そういうインナーケアの部分でも女性には嬉しいポイントだと思います。

▲さらに美容に良い成分を配合した新シリーズ「HUMANEED+protect」に期待のまなざし
 

「HUMANEEDは水分や栄養成分が吸収された状態を維持してくれるので、渇きにくい。常温でも飲めるし、疲れているときでも手で簡単に開けられて便利です。
私は日常生活でもしっかり水分補給をしたい時や体調が悪いときなどにも飲んでいます。

トレイルランニングをやっている人の中には、まだまだ水やお茶しか飲まずに足をつってリタイア・・・なんて人も多いので、
そんな悩みを持っている人に1本ずつ渡していますし、ケガやコンデション不良を防いでほしいです。

『水分補給一つでこんなにも爽快に走れるんだ!』という感覚を味わってもらいたいですね。」

HUMANEED
 

[ HUMANEED商品ページはこちら ]
 

これからの目標

 

「トレイルランニング界では、29歳以下は『ニューヒーロー』、40代は『ベテラン』、50代は『マスター』、60代は『レジェンド』って言われるんです。」

現在は『ベテラン』として活躍する長谷さん。
ウルトラトレイルマウントフジを完走するほどの実力者に「これからの目標はなんですか?」と尋ねると、笑顔でこう答えた。

「今は、トレイルランニングと向き合うために始めた生活の延長線上にいるので、これから先のことについてはあまり考えていないですね。
50代、60代でもまだまだ現役でがんばっている方もたくさんいますので、そんな姿を目指しながら、細く長く続けていければ良いのかなと思っています。」

ウルトラトレイルマウントフジを完走した実力者ながら、まだまだ高みを目指すほどのレベルではないと謙遜する長谷さん。
その一方で、トレイルランニングとの出会いを通じて手にした「自分の生活や身体にダイレクトに関係する「食」や「運動」に関する仕事をしていきたい」「まだまだ知られていないトレイルランニングの魅力を広めていきたい」と意気込んだ。

大きな決断によって得た新たな人生。
“迷ったら、楽しい方”
そんな生き方をする彼女からもらった1本のHUMANEEDが、たくさんの人たちの人生までも明るく照らしていくのだと思った。

 

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≪プロフィール≫
長谷 智織(はせ さおり)さん。
大学を卒業後、学生時代にアルバイトとして働いていたアパレル業界に就職。それから20年以上、某アパレル企業にて持ち前の明るさとコミュニケーション力を武器にアパレル店員として勤務。ハイキングや登山を趣味に活動する中、サーフィンを楽しむために湘南へ移住。その後、先輩からの誘いによって42歳でトレイルランニングと出会う。現在は住居を拠点にしながら、全国の山岳や自然豊かなスポットでトレイルランニングの練習に励んでいる。

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