コーヒーの香りについて。効果や気分別の選び方、フレーバーの魅力をご紹介

INIC coffee

あなたがコーヒーを飲みたくなるタイミングは、どんな時でしょうか。リラックスしたいとき?集中したいとき?どちらも無意識のうちにコーヒーを求めているかもしれませんが、今回はコーヒーの魅力である香りについてお伝えします。

特に
・コーヒーの香りに隠された効果を知りたい
・シチュエーション別にコーヒーを選びたい
・コーヒーの違いが分かるようになりたい

という方にぴったりの内容ですので、ぜひ最後までお楽しみくださいね。

コーヒーの香りの効果

リラックスしたときに出るα波。ある研究では、コーヒーの香りを嗅ぐとα波が出現したという結果が出ています。しかし、実験に使用された6種類コーヒーによって差があり、グァテマラやブルーマウンテンで多く出現しました。

また、同じ6種類のコーヒー豆を用いた研究では、P300という集中力に関する研究も行われています。この研究ではマンデリンやハワイ・コナ、ブラジルサントスといったコーヒー豆が情報処理を活発にしたことが分かりました。

これらをまとめますと、

・リラックスしたいとき、グァテマラやブルーマウンテンがおすすめ
・集中力を高めたいとき、マンデリンやハワイ・コナ、ブラジルサントスがおすすめ

少し意外ですが、コーヒーの種類によって効果が違ってくるのですね。

銘柄や国名で覚えるのが面倒!という方は、焙煎度合によって使い分けるのもおすすめです。浅煎りや中煎りに比べて、深煎りのコーヒーはリラックス効果が高いと言われています。自宅で選べるように浅煎り(中煎り)と深煎りを用意しておくと良いでしょう。

研究リンク (参考)全日本コーヒー協会 香りから生まれる、「癒し」と「集中力」。

コーヒーの香りの正体

コーヒーにはリラックス効果や情報処理を活性化する効果があることが分かりましたが、コーヒーの良い香りの正体は何でしょう。それは、焙煎によって起こる3つの化学反応が関係しています。1つずつ見ていきましょう。

・メイラード反応

パンを焼くと、こんがりと焼き目が付きますよね。メイラード反応は、糖とアミノ酸に熱が加わると、褐色色素が作られる反応のこと。コーヒー生豆にも糖とアミノ酸が含まれますので、焙煎の熱でメイラード反応を起こし、香ばしさが生まれます。

・カラメル化反応

名前の通りですが、糖に熱が加わることでカラメル色素が生まれる反応です。メイラード反応と違って糖のみが反応し、香気成分や甘み・苦みが生まれます。

・ストレッカー反応(分解)

メイラード反応の副反応と言われており、コーヒー豆の香気成分を生み出しています。

これら3つの反応によって、実に800種類以上の揮発性の香気成分が生まれます。しかし、全てのコーヒー豆に同じ成分が含まれるというわけではありません。様々な香り成分の組み合わせによって、コーヒー豆の個性が生まれています。

味わいの引き出しを増やしてみよう

コーヒー豆の香りの正体は、800種類もの香気成分の組み合わせでした。多すぎて想像が難しいですね…。

ところで、コーヒーの種類によって「チョコレートのような」「ナッツのような」などと表現されているのを聞いたことはありますか。これはフレーバーといって、コーヒーの香りや口に含んだ瞬間に感じられる全体的な印象のことを言います。フレーバーを表すには「フレーバーホイール」というツールが用いられており、世界で流通するコーヒー豆のフレーバーを共通認識することに役立っているのです。

普段何気なくコーヒーを飲んでいたという方も、それぞれのコーヒーが持つフレーバーに注目してみてはいかがでしょうか。「果物っぽい」「キャラメルのよう」「スパイスを感じる」など、何でも思ったことをメモしてみましょう。私はもともと「ブラックコーヒーは全部一緒で苦い!」という考えでしたが、飲んだ日付や種類をメモしていくことによって、だんだんとコーヒーの味の違いが感じられるようになりました。

まずは香りから、そして口に含んだ瞬間の酸味やコク、後味を楽しみ、その特徴を捉えてみましょう。日が経って見返すのも面白かったり、新たな発見があったりします。

さいごに

コーヒーの香りが人に与える効果、香りの正体、そして香りを含めたフレーバーの引き出しを広げる方法をお伝えしました。

せっかく飲むのなら、味わい深くて自分にぴったりのコーヒーを選びたいですよね。リラックスしたいとき、集中したいとき、相棒になってくれるコーヒーの心強さたるや…。香りの効果を感じながら、今日もコーヒーと共に過ごしていきましょう。

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