キリマンジャロコーヒーの特徴と美味しいブレンド

INIC coffee

今回はキリマンジャロのコーヒーに関して特徴や味、おすすめのブレンドなどもご紹介致します。

キリマンジャロは、アフリカ、の最高峰のキリマンジャロ山の麓で生産されたコーヒーです。酸味とコクが感じられるサッパリとした味のコーヒーです。日本ではコーヒーが流行し始めた頃から人気のある馴染み深い銘柄ですね。喫茶店やコーヒー愛好家の間では「キリマン」と親しまれています。

キリマンジャロコーヒーの主な特徴

キリマンジャロとは、タンザニアにある霊峰キリマンジャロの2000m付近で栽培されたコーヒーですが、現状はタンザニアのコーヒー豆はキリマンジャロと呼ばれます。

キリマンジャロのコーヒーは、インド洋のブルボン島から来たキリスト教宣教師たちが、教会の裏庭コーヒーの木を植え、苗を農民に分けたところからコーヒー栽培が始まったと言われています。現在では、キリマンジャロの付近以外でもコーヒー農園が点在していますが、精製方法のほとんどがウォッシュド(水洗式)という特徴があります。

標高2000m付近という十分な降水量と寒暖差の激しい環境で育成された、キリマンジャロのコーヒー豆は緑灰色の色をしていて、水分量が多く硬い大粒で、上質な酸味豊かな香りと濃厚なコクがあります。タンザニア産である事から’野性味あふれる’という表現も多く、焙煎度によって風味が変わるのも特徴的です。

キリマンジャロの味と風味

キリマンジャロのコーヒーというと、強い酸味とサッパリとした味が代名詞でしょう。コーヒーの強い苦みがなく、軽い飲み口です。またコクもありながらも、あっさりとした飲みやすさもあります。香りの面でも評価が高く、豆の状態でもバニラのような甘く華やかさがあって、人気です。

キリマンジャロのグレード

キリマンジャロのグレードは、コーヒー豆の大きさ、欠点豆(割れ豆やエレファント豆)の量、色合いによってグレードが決まります。最高級の豆は「AA」のグレードがつき、それから「A」「AB」「B」「C」「E」とランクが下がります。

イニックコーヒーのキリマンジャロは、この最高級グレード「タンザニアAA」の豆を使用しています。

キリマンジャロの美味しい飲み方とブレンド

キリマンジャロは、強い酸味があるためミルクとの相性はあまりよくありません。基本的に深煎りで焙煎することで落ち着いた苦味のあるコーヒーを味わう事ができます。後味もスッキリしていて美味しいです。

おすすめのブレンドは、ブラジルとブレンドです。キリマンジャロの甘い香りとコクを生かしながら、ブラジルの苦味とコクによって酸味が抑えられて飲みやすいコーヒーになります。他には、グアテマラとのブレンドもおすすめです。口当たりがマイルドになり、繊細な酸味と芳醇な香りが感じられます。

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